安定供給の取り組み |
都道府県のなかで最も広い北海道。日本の面積の約22%を占めています。
【北海道と日本の面積比較】
広大・積雪寒冷という厳しい環境のなかで、当社は24時間365日、お客さまへ電気を安定してお届けできるよう適切な設備保全を実施し、停電事故の減少に努めています。
また、台風や暴風雪などにより停電が発生した際は、現地に社員が急行して復旧作業にあたります。長時間の停電が予想される場合には、移動発電機車を出動させ応急送電を行うなど、早期に停電を解消できるよう努めています。
【年間停電回数・時間の推移】
当社を含め、日本は海外と比較しても停電回数が少なく、また停電時間も短くなっています。
【停電回数の海外比較】
【停電時間の海外比較】
電柱を倒壊させた木の除去作業
切れた配電線の復旧作業
停電の未然防止や災害時の迅速な復旧に取り組む社員の姿については、以下をご覧ください。
北海道と本州は「北本連系設備」という送電線でつながっており、どちらかで電気が不足したときなどに、電気をやりとりできるようになっています。
2019年3月には、「新北本連系設備」として新ルートでの設備が運転を開始し、連系設備の総容量は、60万kWから90万kWになりました。
【北本連系設備のルート】
新北本連系設備について、詳しくは以下をご覧ください。
電気の道を守る
発電所で作られた電気は、送電線や変電所、配電線などの電力流通設備を通して、お客さまにお届けしています。また、中央給電指令所は、お客さまの電気の使用量の変化に合わせて各発電所の発電量を調整する司令塔としての役割を担っています。
ここでは、「電気の道」である流通設備を守る取り組みの一部をご紹介します。