泊発電所原子炉施設保安規定の変更認可について |
2018年3月19日
当社は平成29年12月8日、「泊発電所原子炉施設保安規定」※1(以下「保安規定」)の変更認可を原子力規制委員会に申請しましたので、お知らせします。
泊発電所では、新規制基準に基づき様々な安全対策を実施することに加え、新規制基準への適合に満足することなく、自らが改革を続けるという強い覚悟で更なる安全性向上に向けた取り組みを進めています。
本申請は、当社の原子力事業におけるガバナンスを強化し、更なる安全性向上を図るため、原子力事業に係る組織の一元化による体制強化を行うことなどに伴うものです。また、平成25年7月8日に実施した、新規制基準適合性に係る保安規定変更認可申請のうち、泊発電所の安全性向上を目的とした体制強化に関連する箇所については、速やかに変更することが必要であるため行うものです。
なお、新規制基準適合性に係る申請の内容が、今回の申請内容と一部重複することから、重複箇所を取り下げる補正申請を同時に行います。
上記の申請および補正申請の内容については、今後、原子力規制委員会による審査を受けてまいります。【申請の概要】
- (1)泊発電所の安全性向上のための体制強化に係る組織見直しに伴う変更
- (2)「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」の改正に伴う変更
※1泊発電所原子炉施設保安規定
「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に基づき、泊発電所原子炉施設の運転に関し、保安のために遵守すべき事項を事業者自らが定め、原子力規制委員会が認可したもの。当社は平成30年2月26日、保安規定の変更認可に係る補正書を原子力規制委員会に提出しましたので、お知らせいたします。
当社は、保安規定の変更の内容について審査を受けていましたが、本日、原子力規制委員会より認可を受けましたのでお知らせいたします。
今回認可を受けた保安規定につきましては、平成30年4月1日より施行いたします。
なお、新規制基準への適合性確認審査に係る保安規定変更認可申請の補正書の内容については、引き続き審査を受けてまいります。