北本連系設備の補修工事完了について(最終報) |
2012年4月9日
北本連系設備(設備容量:60万kW、電源開発株式会社所有)につきましては、北海道側陸上部の地上マンホール内部で絶縁油の漏洩が発生したため、漏油箇所の確認と補修のため当該ケーブルの運用を停止いたしました。
このため、本州方面との運用容量は依然として、30万kWに半減したままの状態です。
4月7日18時55分に電源開発株式会社より、青森県下北郡佐井村にある北本連系設備送電鉄塔において、電線を引き留めている金具に異常があるとの報告を受け、19時32分から融通送電を停止いたしました。
このため、本州方面との運用容量は、30万kWから0kWに減少しております。
現在、電源開発株式会社が点検・復旧作業を実施しております。
一方、絶縁油の漏洩が発生した箇所につきましても、点検・復旧作業を実施しており、いずれも8日中には復旧となる見込みです。
北本連系設備につきましては、電源開発株式会社が実施していた絶縁油の漏洩箇所および送電鉄塔電線引き留め金具の異常箇所の復旧作業が終了し、4月8日22時20分に運用を再開いたしました。
これにより本州方面との運用容量は、設備容量である60万kWに復帰しています。
当社は、引き続き、需要状況に合わせた供給余力を確保し、道内のお客さまへの安定供給に万全を期してまいります。
お客さまにおかれましては、引き続き、省エネルギーや日常生活、経済活動に支障の無い範囲での節電について、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。