北本連系設備の新たな補修工事開始について(第1報) |
2012年4月8日
北本連系設備(設備容量:60万kW、電源開発株式会社所有)につきましては、電源開発株式会社が損傷した約10kmの海底ケーブルの交換工事を2012年1月25日から実施していましたが、2012年4月6日3時02分に完了いたしました。
一方、交換工事を実施した海底ケーブルとは別のケーブルにおいて、北海道側陸上部の地上マンホール内部で絶縁油の漏洩が発生したため、漏油箇所の確認と補修のため当該ケーブルの運用を停止いたしました。
このため、本州方面との運用容量は依然として、30万kWに半減したままの状態です。
漏洩が発生したケーブルにつきましては、電源開発株式会社が2012年4月6日0時00分より調査および補修工事を開始していますが、復旧時期は未定です。
4月7日18時55分に電源開発株式会社より、青森県下北郡佐井村にある北本連系設備送電鉄塔において、電線を引き留めている金具に異常があるとの報告を受け、19時32分から融通送電を停止いたしました。
このため、本州方面との運用容量は、30万kWから0kWに減少しております。
なお、本日の電力の需給状況については、供給余力106万kWと十分な量を確保しております。
現在、電源開発株式会社が点検・復旧作業を実施しております。
一方、絶縁油の漏洩が発生した箇所につきましても、点検・復旧作業を実施しており、いずれも8日中には復旧となる見込みです。
当社は、引き続き、需要状況に合わせた供給余力を確保し、道内のお客さまへの安定供給に万全を期してまいります。
お客さまにおかれましては、引き続き、省エネルギーや日常生活、経済活動に支障の無い範囲での節電について、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。