苫小牧・厚真地域におけるLNG基地整備に係る基本設計の開始について
2026年9月28日
当社は、将来的な北海道の電力需要の増加および既存石油・石炭火力からの低炭素・脱炭素化(エネルギー転換)に対応するため、泊発電所の再稼働や洋上風力などの再エネの導入拡大を着実に進めながら、次期電源設置に向けた検討を行います。
具体的には現時点で計画されている次世代半導体工場や大型データセンターなどへの電力の安定供給のみならず、今後、企業誘致を進める中で期待される電力需要への対応に万全な供給体制で臨むという観点から、将来的な脱炭素を見据えたトランジション(移行期)電源であるLNG電源を設置する構想としております。
本電源は、上記の需要対応のみならず、再エネ導入拡大に伴う調整力として活用し、電力系統の安定化にも貢献するとともに、将来的にはLNGから水素・アンモニアなどの脱炭素燃料への転換を図ります。
また、本電源に必要となるLNGやアンモニアを取り扱うために大型外航船の受入れを見据えた基地整備についても検討を行います。こうした基地整備により、LNGの安定供給および調達コストの低減を図ってまいります。
さらに、本LNG基地は、発電事業での活用のみならず、ガス事業と組み合わせることで、北海道全域へのさらなる安定的かつ価格競争力のあるガスの供給に繋げてまいります。
当社は、苫小牧・厚真地域における大型外航船の受入れを見据えたLNG基地の整備に向けて基本設計を開始しましたので、お知らせします。
基本設計では、これまで実施してきた実現可能性調査を踏まえ、LNG基地に関する設備の構成・配置・建設工程などについて、東京ガス株式会社(本社:東京都港区、取締役代表執行役社長:笹山晋一、以下、東京ガス)に発注し、具体的な検討を進めてまいります。
当社は、東京ガスがLNG基地の建設・運営を通じて培ってきた技術力およびエンジニアリングに関する知見を活用しながら、LNG基地の事業化に向けた検討を深めるとともに、引き続き、電力の安定供給と北海道におけるカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。