北海道道南地域における「水力発電所アライアンス事業」の実施に伴い水力発電事業の譲受・譲渡を行います。(2021年10月28日プレスリリース済)
大野は、ほくでんエコエナジー株式会社から設備を譲受し、他の4つの発電所とともに道南水力発電合同会社へ事業を譲渡します。
プレスリリース 2022年度 奈井江発電所および砂川発電所の廃止について |
2022年6月24日
当社は、奈井江発電所1,2号機(休止中)および砂川発電所3,4号機について、設備の経年化が進行していること、またカーボンニュートラルの実現に向けた非効率石炭火力フェードアウトへの対応を考慮して、2027年3月末をもって廃止することとし、本日、電力広域的運営推進機関に「2022年度供給計画」の変更届出書を提出いたしました。
両発電所は、運転開始から長きにわたり北海道における電力供給の一翼を担ってまいりました。地域の皆さまをはじめとした関係する方々に支えられたことによるものであり、厚くお礼申し上げます。廃止までの間、引き続き安定運転に努めてまいります。
【参考1】奈井江発電所、砂川発電所の概要
(2022年5月末時点)
奈井江発電所※ | 砂川発電所 | |||
---|---|---|---|---|
1号機 | 2号機 | 3号機 | 4号機 | |
所在地 | 空知郡奈井江町字キナウスナイ198番地8 | 砂川市豊沼町53番地 | ||
運転開始 | 1968年5月 | 1970年2月 | 1977年6月 | 1982年5月 |
経過年数 | 54年 | 52年 | 44年 | 40年 |
定格出力 | 17.5万kW | 17.5万kW | 12.5万kW | 12.5万kW |
燃料 | 石炭 | 石炭 |
※2019年3月31日より休止
【参考2】変更後の「2022年度供給計画」における電源開発計画(変更箇所は太字)
発電所 | 出力(万kW) | 着工年月※1 | 運転開始/譲受・譲渡/休止・廃止年月 | |
---|---|---|---|---|
工事中 | 京極3号機(揚水式水力) | 20 | 2001年9月 | 2032年度以降 |
新得(水力) | 2.31 | 2019年4月 | 2022年6月 | |
着工準備中 | 石狩湾新港2号機(LNG火力) | 56.94 | 2027年3月 | 2030年12月 |
石狩湾新港3号機(LNG火力) | 56.94 | 2032年3月 | 2035年12月 | |
譲受※2 | 大野(水力) | 0.15 | - | 2022年4月 |
譲渡※2 | 相沼内(水力) | △0.2 | - | 2023年5月 |
大野(水力) | △0.15 | - | 2023年6月 | |
磯谷川第一(水力) | △0.24 | - | 2024年5月 | |
磯谷川第二(水力) | △0.125 | - | 2024年8月 | |
七飯(水力) | △1 | - | 2024年12月 | |
休止 廃止 |
音別1,2号機(石油火力) | △14.8 (△7.4×2台) |
- | 未定 (廃止) |
奈井江1,2号機(石炭火力) | △35 (△17.5×2台) |
- | 2027年3月 (廃止) |
|
砂川3,4号機(石炭火力) | △25 (△12.5×2台) |
- | 2027年3月 (廃止) |
- ※1着工年月は電気事業法第48条に基づく届出年月。
- ※2
注:供給計画は、電気事業法第29条に基づき、電気事業者が電力広域的運営推進機関を経由して経済産業大臣に届け出るものであり、今後10年間の電気の供給ならびに電気工作物の設置および運用についての計画です。
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