伊達発電所1号機の復旧について(最終報) |
2014年2月3日
伊達発電所1号機(所在地:伊達市、定格出力:35万kW、使用燃料:重油)は、復水器※1への海水の漏れ込みの兆候※2を確認したことから、2月2日11時40分より上限出力を17万5千kWに抑制して点検作業を開始しました。
点検結果にもよりますが、復旧は2月3日となる見込みです。
伊達発電所1号機については、点検の結果、原因の特定に至らず、海水の漏れ込みの兆候も収まったことを確認したため、本日9時30分に上限出力の抑制を解除しました。
海水漏れ込みの兆候が収まった要因は、復水器細管の穴あき箇所に海水中の異物が入りこみ、穴がふさがれたものと推定しております。
なお、今回、原因の特定には至らなかったことから、不具合が再発する可能性があるため、再度海水漏れ込みの兆候があった場合でも、迅速に対応できるよう監視強化に努めてまいります。
お客さまには、これまで節電に対してご協力をいただき厚くお礼申し上げます。引き続き、節電への取り組みにつきまして特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。
- ※1 タービンで使用した蒸気を海水により冷却する熱交換器のこと。
- ※2 復水器内部へ海水が漏れ込むと、ボイラーやタービンを循環する水に海水が混ざり、導電率が上昇することから、これにより海水の漏れ込みを判断する。
<本日(2月3日)の需給状況>
(単位:万kW)
変更後 | 変更前 | |
---|---|---|
ピーク時供給力 | 603 | 585 |
予想最大電力 | 520 | 520 |
供給予備力 | 83 | 65 |
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