新冠発電所1号機の復旧について |
2012年10月22日
新冠発電所1号機(所在地:新冠郡新冠町、定格出力:10万kW、揚水式水力発電所)は、水車可動羽根※を駆動させる部品に不具合が発生したことにより、2011年9月21日から発電を停止し、補修作業を行っております。
補修作業は、当初2012年11月20日終了予定としておりましたが、部品の納入が早まったことや工程の見直しなどを行ったことから、予定よりも1ヶ月ほど作業期間を短縮することが可能となり、10月21日に復旧する見込みとなりましたので、お知らせいたします。
なお、1号機と2号機(所在地:新冠郡新冠町、定格出力:10万kW、揚水式水力発電所)は、水路の一部を共有していることから、今後実施する1号機の運用開始に向けた試験において、2号機の運転による影響を除くため、9月25日から10月21日の予定で随時、ピーク時間帯を除き2号機の発電を停止いたします。
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水車可動羽根
水車羽根は、水の力を利用して回るプロペラのようなもので、プロペラの角度を変えることができるものを可動羽根という。
新冠発電所1号機については、補修作業を終え、運用開始に向けた試験を行っておりましたが、試験工程の一部に遅延が生じたことから、当初予定よりも1日遅れとなる、本日16時00分に復旧いたしました。
なお、新冠発電所1号機の復旧に伴い、本日の当社のピーク時供給力は535万kW、予想最大電力は435万kW、供給予備力は100万kWとなります。
<本日(10月22日)の需給状況>
(単位:万kW)
変更後 | 変更前 | |
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ピーク時供給力 | 535 | 525 |
予想最大電力 | 435 | 435 |
供給予備力 | 100 | 90 |