高見発電所2号機の復旧について(最終報) |
2012年8月26日
高見発電所2号機(所在地:日高郡新ひだか町、定格出力:10万kW、揚水式発電)につきましては、2号機発電用変圧器のガス検出器※動作が確認されたため、8月26日2時57分に停止いたしました。
高見発電所2号機につきましては、機器点検の結果、変圧器の内部圧力上昇時に圧力を逃がすための放圧板に亀裂が確認でき、ここからガス検出器内に空気が入り込んだことにより警報動作に至ったものと判明しました。
油中ガス分析を実施した結果、絶縁油に異常が無く、また電気的特性試験結果も良好なことを確認しました。放圧板の亀裂は変圧器の内部圧力上昇時に機能を損なうものではなく、当面の運転には支障がないため、本日19時00分に復旧いたしました。
高見発電所2号機の復旧に伴い、明日の当社のピーク時供給力は496万kW、予想最大電力は440万kW、供給予備力は56万kWとなります。
お客さまには、これまで節電に対してご協力をいただき感謝しております。
高見発電所2号機は復旧いたしましたが、「節電期間」が続いております。引き続き節電への取り組みにつきまして特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。
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※
ガス検出器:変圧器内部の故障や絶縁油の劣化などにより、発生するガス量を検出し、警報を発信する装置。
<明日(8月27日)の需給状況>
(単位:万kW)
変更後 | 変更前 | |
---|---|---|
ピーク時供給力 | 496 | 486 |
予想最大電力 | 440 | 440 |
供給予備力 | 56 | 46 |
【添付資料】
高見発電所2号機 放圧板・ガス検出器の概要図 [PDF:75KB]
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