伊達発電所の燃料輸送パイプラインにおける一部漏えい検知装置の不正な運用に係わる調査結果と改善計画書の提出について |
2007年5月21日
伊達発電所の発電用燃料(重油)の輸送パイプラインにおいて、消防法に基づき設置している漏えい検知装置の一つである微少漏油検知装置※1を不正に改造し、運用していたことが判明いたしました。(平成19年4月10日にお知らせ済)
その後、事実関係の詳細調査を実施するとともに、原因究明と再発防止対策の検討を進めてまいりましたが、このたび、内容を取りまとめましたので、お知らせいたします。(内容は別紙1をご覧ください)
また、北海道からの指示書※2(平成19年4月19日付)に基づく、伊達火力発電所移送取扱所漏えい検知装置不正改造に係る改善計画書を、本日、北海道に提出いたしましたので、あわせてお知らせいたします。(内容は別紙2をご覧ください)
今後、再発防止対策を着実に実行し、信頼回復に努めてまいります。また、本日提出した改善計画に基づき、地元の皆様のご理解とご協力を得ながら、設備の改善を着実に進めてまいります。
なお、本日、当社は社長を本部長とする電力供給対策本部を設置いたしました。パイプライン使用再開までの供給力確保に万全を期してまいります。
※1:微少漏油検知装置
漏油検知センサー(全長約26kmに約100m間隔で全287箇所に設置)が油と接触することにより漏油を検知する装置。センサーが油と接触すると電気抵抗値が上昇し、当該装置が自動的に警報を発報するとともに緊急しゃ断(送油ポンプ停止およびしゃ断弁閉止)する保護回路となっている。
※2:指示文書の内容
平成19年4月19日 | 北海道 | 伊達発電所移送取扱所漏えい検知装置不正改造に係る改善計画書を5月31日までに提出すること。 |
【添付資料】
別紙1:「伊達発電所燃料輸送パイプラインの不正運用について」の概要[PDF:24KB]別紙2:伊達火力発電所移送取扱所漏えい検知装置不正改造に係る「改善計画書」の概要[PDF:36KB]
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