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化学物質の管理
PRTR法への対応(2023年度実績)
「特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)」に基づき、対象化学物質の排出量・移動量を把握し、適正な管理・運用により取り扱い量の削減に努めています。指定数量以上の取扱いがあった場合には国へ届出を行っています。
物質名 | 事業所数 | 環境への排出 | 移動量 | 使用用途または発生源 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
事業所数 | 種類 | 大気 | 水域 | |||
ダイオキシン | 1 | その他 | 0.01mg-TEQ | 0 | 0 | 廃棄物焼却炉 |
1.3.5ートリメチルベンゼン | 1 | その他 | 5,29kg | 0 | 0 | 移動発電機車燃料 |
トルエン | 1 | 火力 | 3,000kg | 0 | 0 | 発電用燃料 |
ポリ塩化ビフェニル | 1 | その他 | 0 | 0 | 0.02kg | PCB処理施設でのPCB処理 |
メチルナフタレン | 4 | 火力 | 838kg | 0 | 1.10kg | 発電用燃料 |
1 | 原子力 | 200kg | 0 | 0 | 補助ボイラ燃料 |
- ※1ダイオキシン類を除き、各事業所における年間取扱量1t以上(特定第一種指定化学物質0.5t以上)の対象物を集計しています。
- ※2表中の数字は北海道電力・北海道電力ネットワークのみ
PCB対策
管理・保管
「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(PCB特措法)」に基づき、道内の事業所において、管理責任者のもと厳重にPCBを保管・管理しています。
処理
高濃度PCBについては、中間貯蔵・環境安全事業株式会社 北海道PCB処理事業所への処分委託を処理期限(2022年度末)までに全て完了しています。また、低濃度PCBについても、適切に処理していきます。
※ほくでんネットワーク苫小牧リサイクルセンターについてはこちらをご覧ください。
ほくでんネットワーク苫小牧リサイクルセンター別のウィンドウで開きます。
PCBを含む廃棄物などの保管状況(2024年3月末)
対象 | 低濃度PCB |
---|---|
絶縁油量※1 | 3kl |
変圧器 | 16台 |
コンデンサー | 13台 |
ウェス・汚染物など | 1,639kg |
中・小型機器など※2 | 78台 |
蛍光灯安定器 | - |
- ※1ドラム缶類で保管している量
- ※2ブッシング、計器用変成器、遮断器、継電器
- ※3表中の数字は北海道電力・北海道電力ネットワークのみ
石綿(アスベスト)問題への対応
吹付け石綿の使用を確認した設備については、定期的に安全確認を行うとともに、早期の除去などの対策を実施しています。その他、飛散性のない石綿を含む成形品については、修繕などに合わせて石綿を含まない製品に交換しています。
建物および設備における主な石綿使用状況(2023年度)
対象 | 使用箇所および使用状況 |
---|---|
石綿を含有する吹付け | 建物の吸音、断熱材、耐火材として使用 |
2棟 | |
建材 | 建物の耐火ボード、床材などに使用 |
2006年8月以前に使用された建材に含まれていると考えられる。それ以降は石綿含有製品は使用していない。 | |
防音材 | 変圧器の防音材(変電設備) |
54台 | |
石綿セメント管 | 地中線用の管路材料(送電設備) |
亘長:約3.2km | |
保温材 | 発電設備(火力設備) |
石綿含有製品残数:約2,500m3(全数の約6%) | |
緩衝材 | 送電設備などの懸垂がいし |
石綿含有製品残数:約607,900個(全数の約24%) | |
増粘剤 | 架空送電線用の電線 |
電線防食剤亘長:約183.0km(架空送電線全亘長の約2.3%) | |
シール材・ジョイントシート | 発電設備(火力設備・原子力設備) |
石綿含有製品残数:(火力)約23,900個(全数の約26%) |
※表中の数字は北海道電力・北海道電力ネットワークのみ
石綿に関する労災認定状況(厚労省の2022年度公表データを引用)
北海道電力・北海道電力ネットワーク
区分※1 | 件数(累計)※2 | 疾病内容 |
---|---|---|
死亡 | 1 | 中皮腫1名 |
療養中 | 5 | 肺がん3名、中皮腫1名、石綿肺1名 |
- ※1死亡・療養中の区分は、認定時の状況
- ※2件数は労災保険法および石綿救済法支給決定件数