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プレスリリース 2012年度

泊発電所の安全向上を図るためのより一層の取組状況と3号機の安全性に関する総合評価(一次評価)について

2013年1月21日

 泊発電所1,2号機の安全性に関する総合評価(一次評価)、いわゆるストレステストについては、平成24年9月3日に原子力安全・保安院より審査結果の取りまとめが公表されました。
 取りまとめにおける「緊急安全対策の実現性をより高める観点から更なる対応が必要と判断された課題」に対しては、平成24年9月末までに対応済みです。

(平成24年10月12日お知らせ済み)

 このたび、同取りまとめにおける「泊発電所の安全向上を図るうえでより一層の取組を求められた事項」への対応状況について、以下のとおりお知らせいたします。

 また、安全裕度を把握する観点から、当社として自主的に泊発電所3号機の安全性に関する総合評価(一次評価)を実施しましたので、その評価結果についてもお知らせいたします。

 当社は今後も引き続き、今回の事故に至った原因や経緯についての情報収集に努めるとともに、必要に応じて適切な対策を実施し、泊発電所の安全確保に万全を期してまいります。

1. 審査結果の取りまとめにおける安全向上を図るうえでより一層の取組を求められた事項とその対応状況

  1. (1) 緊急時の要員召集体制の強化について

【取組を求められた事項】

緊急安全対策の代替給水、代替給電等は、発電所内の限られた緊急対策要員により膨大な作業を行うこととなるため、作業効率の向上を図るとともに、発電所外からの要員召集に際し、冬期の豪雪や凍結により召集ルートの通行に予想外に時間を要する場合等、より厳しい状況を想定し、要員召集体制の構築。

【対応状況】

<作業効率の向上>

以下の項目を実施しました。

  1. [1]水密扉を設置し、閂による閉止作業の不要化。(平成24年9月実施済)
  2. [2]蒸気発生器へ給水するため、補助給水タンクマンホールへの代替給水用ホース接続座の設置。(平成24年8月実施済)
  3. [3]漂流物となり得る物量の低減による構内ルート確保作業量の低減。(平成24年9月実施済)
  4. [4]移動発電機車用の燃料である軽油汲み上げ用建屋内ルートの確保。(平成24年11月実施済)

※マンホール
タンク内の点検時に作業員が出入りするための開口部

<要員召集体制の構築>

緊急時の発電所外からの要員参集において、想定外の豪雪や凍結等の思わぬ事態でも代替給水作業要員が迅速かつ安全に発電所に駆けつけることができるよう、平成25年1月末を目途にクローラー車を1台配備します。

  1. (2) 発電所の頑健性向上について

【取組を求められた事項】

海水ポンプ故障時における代替海水取水ポンプ(送水車)の導入(平成24年9月配備済)について、ハードを導入するだけでなく、緊急安全対策の一環として位置づけ、訓練を実施するなど、頑健性・信頼性の向上とあらゆる状況を想定したうえで、より実効的な訓練の実施。

【対応状況】

代替海水取水ポンプ(送水車)について、起動確認、送水ホースの敷設訓練を実施しました。また、万一、浸水対策範囲を超える高さの津波が来襲し、タービン動補助給水ポンプの機能が喪失した場合等においても、炉心燃料の冷却が可能となるよう、蒸気発生器へ直接給水する免震構造・電動駆動ポンプ(平成24年11月設置済)を使用した訓練を実施しています。

  1. (3) 冬期対応用の装備や訓練の充実について

【取組を求められた事項】

寒冷地における冬期の夜間屋外作業など厳しい環境を想定し、思わぬ事態が起こりうることも踏まえ、装備や訓練の一層の充実を図るなど、今後とも防護措置を成立させるためのたゆまぬ努力。

【対応状況】

平成25年1月末に配備予定のクローラー車を利用した要員参集訓練を今後、厳冬期に実施していきます。

  1. (4) 代替緊急時対策所における資機材の充実について

【取組を求められた事項】

代替緊急時対策所については、緊急時における対策所の重要性を踏まえ、引き続き、必要な資機材の充実や訓練の実施など、実効性の向上に向けた一層の取組み。

※代替緊急時対策所
福島第一原子力発電所と同様の事故が発生した場合には、地震や津波への耐性があり、放射性物質の流入を防止する換気空調設備を有する中央制御室横の部屋を緊急時の指揮所として確保しており、その指揮所を指す。

【対応状況】

緊急時における対策所の重要性を踏まえ、代替緊急時対策所において衛星回線を使用したFAXやTV会議ができるよう、通信回線の充実を図り(平成24年7月設置済)、この衛星回線を使用したFAXで訓練を実施しています。

  1. (5) 免震重要棟の早期運用開始について

【取組を求められた事項】

平成27年度を目途に建設することとされている免震重要棟について、出来るだけ早期の運用。

【対応状況】

免震重要棟については、現在詳細設計を進めており、工程がまとまり次第、別途お知らせします。

2. 泊発電所3号機の安全性に関する総合評価(一次評価)について

 一次評価として、地震、津波、全交流電源喪失、最終ヒートシンク(最終的な熱の逃し場)の喪失※1などの各項目についてクリフエッジ※2を評価した結果、想定を超える地震や津波が発生した場合においても、これまで実施してきた緊急安全対策が有効に機能することや、泊発電所3号機の安全上重要な施設・機器等が十分な安全裕度を有していることを確認しました。

  1. ※1 最終ヒートシンク(最終的な熱の逃し場)の喪失
    原子炉および使用済燃料ピットの燃料から生じる熱を最終的に海へ放出する手段を失うこと。
  2. ※2 クリフエッジ
    クリフエッジとは、断崖の先端の意味で、状況が大きく変わる限界のこと。
    例えば津波では、想定する津波の高さを徐々に上げていったときに、ある高さ以上になると安全上重要な施設・機器等の機能喪失が生じ、燃料の重大な損傷に至ってしまう。この津波の高さをクリフエッジという。
■泊発電所3号機の一次評価結果(クリフエッジ)概要
  クリフエッジ
評価の指標
緊急安全対策前
下段:クリフエッジに至る原因
緊急安全対策後
下段:クリフエッジに至る原因
地震
(津波との重畳も同じ)*1
基準地震動SS(550Gal)との比較 原子炉 1.81倍
(996Gal相当)
分電盤故障
同左
使用済燃料ピット 2倍(1,100Gal相当)
使用済燃料ピット損傷
津波
(地震との重畳も同じ)*1
津波高さ
(海抜:m)
原子炉 10.3m
海水ポンプ他故障
15.0m
分電盤他故障
使用済燃料ピット 31.0m
代替給水用機材損傷
全交流電源喪失 外部からの支援がない条件で、燃料を冷却できる時間 原子炉 約5時間後
蓄電池枯渇
約34日後*2
代替給電および代替給水用燃料(軽油)枯渇
使用済燃料ピット 約14時間後*3
使用済燃料ピット水位低下
約30日後*2*3
代替給電および代替給水用燃料(軽油)枯渇
最終ヒートシンク喪失 原子炉 約4.5日後
蒸気発生器給水用水源枯渇
約935日後*2
代替給水用燃料(軽油)枯渇
使用済燃料ピット 約14時間後*3
使用済燃料ピット水位低下
約820日後*2*3
代替給水用燃料(軽油)枯渇

※ストレステストは一定の仮定に基づき保守的に評価しており、安全裕度を超えたとしても直ちに燃料の健全性が損なわれるものではありません。

※シビアアクシデントマネジメントについては、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ泊発電所で実施した安全対策を含め、これまで整備した対策が多重防護の観点から有効であることを確認しました。

  1. *1:地震が発生した際に、津波が重畳しても、評価結果は変わらないことを確認。
  2. *2:外部からの支援なしとした評価結果。外部からの支援を期待するに十分な時間余裕であり、実運用上は更に余裕がある。
  3. *3:原子炉を停止し、原子炉から全ての燃料を使用済燃料ピットに取り出した後の評価結果。原子炉運転中は、発熱量の大きい燃料が無く、更に余裕がある。

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