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プレスリリース 2012年度

泊発電所 緊急安全対策の実現性をより高めるための対応について

2012年10月12日

 泊発電所1,2号機の安全性に関する総合評価(一次評価)(いわゆるストレステスト)については、平成24年9月3日に原子力安全・保安院より審査結果の取りまとめが公表されました。
 審査結果の取りまとめにおいて、緊急安全対策の実現性をより高める観点から更なる対応が必要と判断された課題に対して、当社は以下のとおり対応しましたのでお知らせします。

1.審査結果のとりまとめにおける課題とその対応状況

  1. (1)浸水対策に係る課題

【課題(1)】

津波の波圧に対する扉の強度と止水性を確保するため、水密扉化されていない扉に対して、津波来襲前に閂(かんぬき)を装着する作業(4箇所)が必要であるが、当該作業の確実性を高めること。

【上記課題に対する対応状況】

平成24年9月末までに津波来襲前に閂が必要となる扉(4箇所)を全て水密扉化し、閂による閉止作業を不要としました。これにより扉の水密性の確保がより確実になりました。

【課題(2)】

浸水高さの算出において、床ドレン※1からの排水を考慮しない場合でも対象設備※2が浸水しないことを確認すること。

※1 床ドレン:床面に設置された排水管

※2 対象設備:原子炉の冷却に必要となるタービン動補助給水ポンプ等

【上記課題に対する対応状況】

平成24年9月末までに当該区画への浸水ルートとなる扉を水密扉化し、当該区画への浸水量を低減しました。これにより、床ドレンからの排水を考慮しないより厳しい条件での評価においても対象設備が浸水しないことを確認しました。

  1. (2)訓練に係る課題

【課題】

使用済燃料ピットへの給水確保、水位監視に係る訓練について、実作業を模擬した訓練を行うこと。

【上記課題に対する対応状況】

使用済燃料ピット周辺に給水用ホースの固定と接続が可能な治具を新たに配備し、実作業を模擬した給水確保の訓練を行いました。また、非管理区域に設置されたピットを用いて、実作業を模擬した水位監視の訓練も行いました。これらの訓練については平成24年8月末までに実施済みです。

  1. (3)漂流物に係る課題

【課題】

漂流物として想定される車両、コンテナ等に対する漂流防止対策を実施すること。

【上記課題に対する対応状況】

平成24年9月末までに海抜10mの敷地高さにおける駐車車両の削減やコンテナ等の撤去・漂流防止措置を実施しました。
今後も継続して車両の漂流防止対策等を進めてまいります。

 なお、これらの対応状況については、泊発電所に駐在している原子力保安検査官に確認いただいております。

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