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プレスリリース 2012年度

知内発電所1号機の停止について(第1報)

2012年8月7日

【知内発電所1号機 6月14日~6月20日の応急対策の状況】

 知内発電所1号機(所在地:上磯郡知内町、定格出力:35万kW、使用燃料:重油)は、蒸気タービンの振動が上昇したことにより、6月14日9時32分に停止いたしました。

(2012年6月14日お知らせ済み)

 現在、原因調査を進めておりますが、振動発生時の機器データを基に評価した結果、グランド蒸気温度が通常よりも高かったことによりタービン軸と軸受部のフィンが接触したために振動上昇に至った可能性が高いものと推定いたしました。
 復旧に向けましては、極力早期の運転再開に向け、現在、グランド蒸気系統の改造によりグランド蒸気温度の低減を図る応急対策の検討を進めています。

(2012年6月15日お知らせ済み)

 今回、グランド蒸気温度が通常より高かった原因は、蒸気タービンの加減弁からグランド蒸気系統へ漏れ込んでいる高温の蒸気の量が多いことによるものと特定いたしました。
 加減弁からの漏れ込み蒸気量を低減するための恒久対策の実施には、長期間の停止が必要となることから、早期復旧に向け応急対策の検討を行ってきました。この検討の結果、グランド蒸気系統に弁を追加設置して漏れ込んでいる蒸気の流量を調整することにより、グランド蒸気温度を低減できるものと判断いたしました。このため、現在、上記の応急対策作業を進めています。
 応急対策が有効だった場合は、通常運転時の設備状況や需給状況を見ながら恒久対策の実施時期を判断いたします。

(2012年6月19日お知らせ済み)

 知内発電所1号機については、応急対策後の試運転により、応急対策が有効であることを確認したことから、6月20日5時00分に復旧いたしました。
 なお、恒久対策の実施時期については、今後の設備状況や需給状況を見ながら判断することといたします。

(2012年6月20日お知らせ済み)

 知内発電所1号機では、6月20日の試運転時に、グランド蒸気系統へ漏れ込んでいる高温の蒸気は、加減弁からではなく主蒸気止め弁からであることを確認しました。
 運転再開後、しばらくは通常と変わらぬ運転状態を維持していましたが、7月上旬頃より高い蒸気圧力となる高出力運転時において、主蒸気止め弁からの蒸気漏洩量が増加してきました。

 このたび、恒久対策に向けた主蒸気止め弁の取替部品が手配できたことから、至近で比較的需要が低いと想定されるお盆休みを含めた期間の8月8日から8月16日までの予定で発電設備を停止し、当該弁の内部部品取替えを実施することといたしました。

 作業期間中の電力需給につきましては、安定供給に必要な供給予備力を確保できる見込みであり、直ちに供給に支障がある状況ではありません。

 しかしながら、知内発電所1号機の停止期間中に他の発電設備や北本連系設備の計画外停止が起こった場合には、極めて厳しい状況になることも想定されることから、今後、卸電力取引所からの電力調達、他電力からの電力融通協議を行なうなど供給力の確保に向けた対策を進めてまいります。

 お客さまにおかれましては、引き続き節電への取り組みにつきましてご協力をお願いいたします。

 需給状況に大きな変化があった際には、速やかにお知らせしてまいります。

<明日(8月8日)の需給状況>

(単位:万kW)

ピーク時供給力 480
予想最大電力 410
供給予備力 70

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