北海道電力と北海道電力ネットワークに分社化したのはなぜですか?
2020年4月に「北海道電力ネットワーク株式会社」が発足しました |
北海道電力ネットワークについて
北海道電力の送配電部門が分社化し、2020年4月1日から「北海道電力ネットワーク株式会社」としてスタートしました。
事業運営体制は変わりましたが、これまで培ってきた知識と技術をもとに、「良質で低廉な電気の安定供給」という変わらない使命をもって、地域の発展に貢献してまいります。
北海道電力ネットワーク株式会社のロゴマーク
ロゴマークに込めた思い
北海道の形をモチーフとし、ネットワークの頭文字「N」と電光、さらに安全を確認する「チェックマーク」をイメージし、広大な北海道のすみずみまでしっかりと電気を送り続けていくという使命を表現しています。
分社化イメージ
2020年3月まで
2020年4月以降
北海道電力ネットワークの分社化に関するQ&A
電力システム改革として2015年6月に電気事業法が改正され、新規に参入する発電会社・電力小売会社が既存の電力会社の運用する送配電網を公平に利用できるよう、2020年4月から送配電部門の別会社化(法的分離)を行うことが決まっていました。
これまでは、北海道電力が発電事業、送配電事業、小売電気事業を一貫して手がけてまいりましたが、この法的分離への対応として、2020年4月に送配電事業を担う「北海道電力ネットワーク株式会社」を分社化いたしました。
<電力システム改革とは?>
- 電力システム改革は、①電力の安定供給の確保、②電気料金の最大限の抑制、③需要家の選択肢や事業者の事業機会の拡大を目的として進められてきました。
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電力システム改革は、大きく3つの段階に分かれており、以下の内容で改革が進められてきました。
北海道電力ネットワークは、どのような業務をするの?
電気を皆さまに安定してお届けするための配電設備、送電設備、変電設備等の工事や保守、さらには再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組みや、FIT(固定価格買取制度)に係る対応などの業務を行います。
また、道内でも普及が進むエアコンなどの便利家電のご紹介を通じた快適な暮らしのご提案、高効率機器の推奨による低炭素化とエネルギー利用の効率化にも貢献していきます。
電気の安定供給に不安はないの?
また、停電や災害時の対応はどうなるの?
ご安心ください。送配電部門の分社化によって体制は大きく変わりましたが、今後も変わらず北海道のすべてのお客さまに安心して電気をご利用いただくという使命を果たしてまいります。
また、送配電設備の故障による停電は、当社が対応いたします。地震、台風などの大規模な災害時には、当社と北海道電力が連携を図りながら、これまで通り迅速な復旧対応を行います。