2025年度冬季の電力需給見通しについて

　本日、経済産業省の「次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会」において、2025年度冬季（以下、「今冬」）の電力需給見通しが報告され、これを踏まえた電力需給対策が取りまとめられました。

　北海道エリアの今冬の需給見通しは、10年に1度の厳寒を想定した電力需要に対して、最も予備率の低い月においても電力の安定供給に最低限必要な供給予備率である3％以上を確保できる見通しです。

　当社は、国・電力広域的運営推進機関や各エリアの一般送配電事業者と連携して今冬の電力の安定供給に努めるとともに、引き続き適切な設備保全や電力需給状況の情報発信等に取り組んでまいります。

【今冬需給見通し（北海道エリア）】

	全国における最小予備率時※1
	12月	1月	2月	3月
供給力※2［万kW］	574	550	550	506
需要※3［万kW］	492	525	525	463
供給予備力［万kW］	81	25	25	43
供給予備率［％］	16.5	4.8	4.8	9.3

1. ※1太陽光の出力の減少等により予備率が1日で最小となる時間帯（19時）
2. ※2供給力は、電力広域的運営推進機関が連系線の空容量の範囲内で各エリアの供給力を振り替えて予備率を平均化し、全国一律の計画外停止率（2.6％）を減じて評価した値
3. ※3需要は、当社が想定した1日最大需要（過去10年の中で最も厳寒であった年度並みの気象を前提）に、電力広域的運営推進機関が各エリアで最大需要を記録する日時が必ずしも一致していない点を考慮した需要減少分を割り引いた値

【参考】

別のウィンドウで開きます。今夏の電力需給及び今冬以降の需給見通し・運用について（第3回次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会資料3）

【添付資料】

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