プレスリリース 2023年度 「統合型系統安定化システム(IRAS)」の運用開始について |
2024年3月19日
当社は、2018年の北海道胆振東部地震により発生したブラックアウト(一部離島を除くエリア全域におよぶ大規模停電)の再発防止に向けた具体的な対策を「アクションプラン」として取りまとめ、これまでPDCAを回しながら対策のブラッシュアップを図ってまいりました。
この度、アクションプランの中で掲げてきた統合型系統安定化システム(Integrated Remedial Action Scheme以下、IRAS)の設置が完了し、本日、システムの運用を開始しましたので、お知らせします。
今回、新たに設置したIRASは、需給バランスを維持するための最適な制御を高速に行うことで、既設の周波数低下リレー(Under Frequency Relay)※に比べ負荷遮断を必要最低限に抑制しお客さまへの影響を低減しながら、より一層の系統安定化(レジリエンス強化)を図ることが可能となります。
当社は引き続き、電力の安定供給とレジリエンスの強化に取り組んでまいります。
※:周波数低下リレー(Under Frequency Relay)
周波数の低下を検出して負荷遮断を実施する装置
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。「統合型系統安定化システム(IRAS)」の概要 [PDF:361KB]
本文ここまで。
ここからカテゴリ内メニューです。
カテゴリ内メニューここまで。