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七飯発電所 灌漑放流設備の損傷に伴う灌漑用水放水停止への対応状況について

七飯発電所(所在地:亀田郡七飯町、定格出力:1万kW、発電方式:水力)において、発電放流の代わりに灌漑放流設備より5月9日から渡島平野土地改良区様管轄エリアに灌漑用水を放水していましたが、灌漑放流設備の損傷により、6月17日から灌漑用水の放水を停止しました。
このため、灌漑用水のご利用に影響が生じており、同エリアの農業をはじめとした関係者の皆さまには多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
また、渡島平野土地改良区、北海道開発局、北海道、函館市、北斗市、七飯町をはじめ、関係機関の皆さまには多方面にわたりご協力をいただいていますことをお礼申し上げます。
現状、損傷した七飯発電所の灌漑放流設備復旧の見通しは立っておらず、灌漑用水の放水停止による影響を可能な限り低減するため、関係機関のご協力をいただきながら、放水量の確保に向けた応急的な措置を以下のとおり順次実施しています。
現時点において必要な放水量を確保できていないことから、引き続き、関係機関の皆さまのご協力をいただきながら、ポンプなどの必要資機材の確保に努め、可能な限り早期に必要な放水量を確保してまいります。

損傷した灌漑放流設備の最大放水量:4.5m3/s

現在の主な取り組み(9月7日時点)

この度は、農業をはじめとした関係者の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
弊社は、灌漑用水供給量の確保に向けて、6月21日から応急的な対策を段階的に進めて参りましたが、土地改良区様と水稲の育成状況を踏まえた協議の結果、9月1日をもって、下記対策による今年度の灌漑用水供給を終了致しました。

落水日:8月30日(用水路洗浄のため9月1日まで灌漑用水供給)

【これまでの主な応急対策】※9月1日対策終了

  • 発電所所内排水管等からの供給(6月21日開始)
  • 給水車による供給(6月24日開始)・・・土地改良区様指示により8月25日終了(累計33,163.5m3供給)
  • 周辺河川から用水路への供給(6月29日開始)
  • 調圧水槽からの供給(7月3日開始)・・・土地改良区様指示により日々供給量を調整
  • 水圧鉄管に取り付けた分岐配管からの供給(7月27日開始)

現在、次年度以降の灌漑期に向けて、確実かつ安定した灌漑用水の放水ができるよう 設計・準備を進めております。

今週の主な取り組み状況

9月1日灌漑用水供給終了に伴い、仮設ポンプ等の撤去作業を順次進めております。

今後の本ホームページに関するお知らせ

灌漑用水供給終了に伴い、本ホームページおよびSNS(Facebook、X(エックス:旧Twitter))の定期更新は今回9月7日(木)をもって終了させていただきます。今後は適宜、本ホームページもしくは弊社プレスリリースにてお知らせいたします。

設備や対応状況を示す地図(9月1日供給停止し順次撤去作業中)

設備や対応状況を示す地図(9月1日供給停止し順次撤去作業中)

これまでの主な取り組み

SNSでも作業の様子などを紹介しています。

過去のお知らせ

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