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洋上風力人材の育成に向けた環境整備の検討開始について
~広く道内に貢献する産業人材の確保を目指して~

2025年10月17日

 当社はこの度、洋上風力発電のメンテナンスに関わる人材の育成に向けた環境整備について検討を開始しましたのでお知らせします。

 洋上風力発電は国のエネルギー政策上、再生可能エネルギーの切り札とされており、北海道内でも松前沖、檜山沖が促進区域に指定され、さらには浮体式も含めて複数の地点が準備区域や有望区域に整理されるなど、今後洋上風力事業の進展が見込まれます。
 他方、人口減少が進む中、洋上風力産業に係る人材確保は産業界全体の課題であり、産業を地域に根付かせ、北海道経済全体の活性化に繋げていくためには、洋上風力事業の進展を見据え、現時点から産業基盤を支える人材育成に向けた取り組みを進めることが重要です。こうしたことから、当社は、北海道経済のより一層の進展、地域共創に取り組む立場から、洋上風力産業のみならず北海道のエネルギー産業を下支えする人材の育成に取り組むこととしました。

 具体的には、松前沖・檜山沖と2つの促進区域を抱える道南地域において、地域のリソースを活用しながら洋上風力発電のメンテナンス人材の育成に繋がるトレーニングセンターの設置検討を進めるとともに、2030年代以降の洋上風力産業をはじめとしたエネルギー産業を支える次世代層の育成に向けて、本道特有の事情も考慮したプログラムの検討を進めます。
 今後は関連する自治体や地域の産業界をはじめ、教育機関や金融機関などと連携した検討体制を構築した上で、今年度内を目途に検討結果を取りまとめる予定です。

 当社は持続可能なゼロカーボン北海道の実現に向けて、引き続き着実に取り組んでまいります。

【添付資料】