令和4年度北海道省エネルギー・新エネルギー促進大賞の「大賞」受賞について |
2022年10月31日
令和4年度北海道省エネルギー・新エネルギー促進大賞(主催:北海道)の省エネルギー部門において、美幌町、株式会社ドーコン、当社の3者共同で応募を行っていた「美幌町役場庁舎におけるZEB※1 Readyの実現」が「大賞」を受賞し、10月21日に表彰式が行われました。
本取り組みは、ZEB Readyを取得した設計面の評価に加え、当社のZEBコンサルティングにおける強みである、データ分析やエネルギーマネジメントなどの運用面のフォローを高く評価をいただき、大賞を受賞することができました。
当社は、全国の大手電力・ガス会社の中で最も早くZEBプランナー※2に登録(2018年2月登録)し、北海道における寒冷地型ZEBの普及促進に取り組んでいます。また、高効率ヒートポンプ機器の普及拡大や、省エネルギー診断によるエネルギー管理の改善等、これまで当社が培ってきた寒冷地における省エネの知見を活かし、幅広い業種の新築・既設建築物においてZEBコンサルティングを実施し、北海道内で最多の実績を上げています※3。
ほくでんグループでは、2050年の北海道におけるエネルギー全体のカーボンニュートラル実現に最大限挑戦していくこととしています。
寒冷地である北海道においては、石油系を中心とした暖房需要によるエネルギー消費量が多いことから、供給側の脱炭素化に加え、需要側の電化や省エネを推進することが重要であると考えています。
本受賞を励みとし、今後益々ZEBの普及促進に邁進することで、当社は北海道におけるカーボンニュートラル実現に貢献してまいります。
大賞を受賞した美幌町役場庁舎
主なZEB化技術
- ※1快適な室内環境を保ちながら、高断熱化、日射遮蔽、自然エネルギー利用、高効率設備によって、できる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電等によってエネルギーを創ることで、年間で消費する建築物のエネルギー量が基準値よりも大幅に削減されている建築物をいう。
- ※2国のZEB普及方策(ZEBロードマップ)などに基づき、国の「ZEB設計ガイドライン」や自社のZEBに関する技術や設計知見を活用して、一般に向けて広くZEB実現に向けた相談窓口を有し、業務支援(建築設計、設備設計、設備施工、省エネ設計、コンサルティング等)を行い、ZEBコンサルの実績について公表するものをいう。
- ※3北海道において50件(住宅性能評価・表示協会「事例データ一覧」による)あるZEBのうち、14件は当社がZEBプランナーとして携わっており、北海道でZEBプランニングが対応可能な事業者としては最多の実績がある(2022年10月現在)。
【参考】
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。当社のZEBコンサルティング事例 [PDF:198KB]
- PDFファイルを開きます。北海道にZEB庁舎が誕生「美幌町役場」 [PDF:3468KB]