電力・ガス取引監視等委員会からの業務改善指導について

2022年10月12日

　2022年8月10日に行われたスポット市場※（8月11日受渡分）において、入札価格の算定を誤ったことでシステムのエラーを招いたため、余力の全量を売り入札することができなかった事案がありました。（8月10日お知らせ済）
　本事案に対して、当社は、10月12日、電力・ガス取引監視等委員会（以下、同委員会）より、業務改善指導を受領いたしました。
　同委員会からの指導は、以下のとおり、再発防止の徹底を要請する内容となっております。

1. （1） スポット市場への入札に係る業務フローの見直し及び入札に係るシステムの改修も含めた再発防止策の確実な実施等必要な措置を講ずること
2. （2） 前記（1）に伴い、規定・マニュアルの改訂、及び、入札業務に従事する者への研修を実施し、関係者に周知徹底すること
3. （3） 前記（1）に基づいて講じた措置並びに前記（2）に基づいて実施した周知の内容及び日時について、2022年11月30日までに、同委員会に対し、文書で報告すること

　当社は、今回の指導を真摯に受け止め、日々の業務運営の中でオペレーションミスが生じる可能性もしっかりと考慮した上で、同様の事案が発生しないよう、再発防止を徹底してまいります。

※日本卸電力取引所が開催する電力取引市場の1つで、受渡の前日に売買する市場

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