2020年度 泊発電所安全性向上への取り組みについて |
2020年10月8日
当社は、「経営方針」の中で原子力事故を経営リスクの筆頭に掲げ、安全最優先の考えのもと、泊発電所が停止中であっても「原子力事故リスクの発現防止」「万一の原子力事故発生時における対応能力強化」に全社を挙げて取り組んでおります。
経営トップを含め泊発電所の運営に係わる者全員が、原子力発電所の安全性の追求には終わりがないことを胸に刻み、重大事故発生を想定した教育・訓練の実施や体制の強化などに取り組んでおります。また、泊発電所の更なる安全性の向上を図るため、2014年より毎年、一年間の取り組み実績等を踏まえ、「泊発電所安全性向上計画」の見直しを行っております。
2020年度の計画では、安全文化の育成・維持活動を礎として、継続的に実施しているリスクマネジメント体制の強化および人材育成・若年層社員の力量向上を目指していくのに加え、至近で連続して発生した不適切な事案を真摯に受け止め、再発防止対策の徹底に努めてまいります。また、福島第一原子力発電所事故や北海道胆振東部地震などの自然災害の経験とそこから得られる教訓等を学び、世界の標準や良好事例を調査し反映するとともに、様々な情報を活用して収集したリスク情報を評価・活用してまいります。
地域の皆さまやお客さまおよび研究組織・第三者機関からのご意見等を反映し、「世界最高水準の安全性」に向かって自らの活動への評価・改善を重ね、皆さまから信頼していただける発電所を目指してまいります。
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。2020年度 泊発電所の安全性向上への取り組み [PDF:5460KB]