道南・道東・苫小牧エリアにおける電源接続案件募集プロセスの開始に伴う対象エリアの系統アクセス業務の取扱いについて |
2019年10月4日
本日、道南・道東・苫小牧エリア(以下、対象エリア)において、電力広域的運営推進機関(以下、広域機関)による電源接続案件募集プロセス※1(以下、募集プロセス)が開始されました。
これを受け、当社は、対象エリアにおいて特別高圧および高圧で連系する発電設備等※2の事前相談、接続検討、契約申込み等の系統アクセス業務の取扱いを一部変更いたしますのでお知らせいたします。
詳細は添付資料をご覧ください。
対象エリアでは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の導入以降、多くの再生可能エネルギー電源が当社電力系統へ連系しており、さらに電源が系統連系するためには、送電鉄塔の建て替えや送電線の張り替えなど、大規模な送電容量増加対策工事が必要となっています。
しかし、これらの工事は工事費負担金が高額となり、単独の事業者さまの費用負担を前提とした工事実施は困難な状況となっていることから、対象エリアにおいて系統連系を希望する事業者さまからの申込みを受けた広域機関が、効率的な設備形成を推進していく観点から、募集プロセスの開始を決定したものです。
今後、広域機関において募集要綱が決定され、説明会や応募受付等の詳細が公表される予定です。これらの情報につきましては、随時、当社ホームページでもお知らせしてまいります。
<掲載箇所>
「電源接続案件募集プロセス」
https://www.hepco.co.jp/corporate/con_service/pwr_connection_pj/index.html
当社は、引き続き、道内における再生可能エネルギーの導入拡大に取り組んでまいります。
- ※1広域機関の業務規程及び送配電等業務指針に規定された、近隣の電源接続案件の可能性を募り、複数の電気供給事業者により工事費負担金を共同負担して系統増強を行う手続きをいいます。
- ※2逆潮流がない場合や増設等を伴わない場合は、別途お問い合わせください。
【添付資料】