2019年度 泊発電所安全性向上への取り組みについて |
2019年8月8日
現在、当社は再稼働に向けた新規制基準適合性審査に時間を要しておりますが、「経営方針」の中で、原子力事故を経営リスクの筆頭に掲げ、安全最優先の考えの下、泊発電所が停止中であっても「原子力事故リスクの発現防止」「万一の原子力事故発生時における対応能力強化」に全社を挙げて取り組んでいます。
経営トップを含め泊発電所の運営に係わる者全員が原子力発電所の安全性の追求には終わりがないことを胸に刻み、重大事故発生時を想定した対応能力強化を目指した教育・訓練の実施や体制の充実・強化など、泊発電所の安全性を向上させるため、2014年より毎年、一年間の取り組み実績等を踏まえ、「泊発電所安全性向上計画」の見直しを行っております。
2019年度の計画では、継続的に実施しているリスクマネジメント体制の強化および人材育成・若年層社員の力量向上を目指していくのに加え、昨年度連続して発生させてしまった不適切な事案を真摯に受け止め再発防止対策に努めてまいります。
泊発電所の再稼働に向け、原子力規制委員会による審査に真摯に対応して安全性を高めていくのはもちろんのこと、本計画を基に、福島第一原子力発電所事故や北海道胆振東部地震などの自然災害から得られた教訓・経験等を学び取り、研究組織・第三者機関および地域の皆さまやお客さまからのご意見等を反映しながら、リスク情報を収集・評価・活用し、組織として自らの活動を厳しく評価・改善し続け「世界最高水準の安全性」に向かって不断の努力を重ねることにより、皆さまから信頼していただける発電所を目指してまいります。
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。1. 泊発電所安全性向上計画(2019年度策定) [PDF:3126KB]
- PDFファイルを開きます。2. 2019年度 泊発電所の安全性向上への取り組み(概要) [PDF:1775KB]