当社専用の石炭輸送船「ぴりかもしり丸」の竣工について |
2019年1月23日
当社は、苫東厚真発電所向けの石炭輸送船2隻を、2019年1月および2月に更新する予定です。
当社火力発電所で最大の発電出力を有する苫東厚真発電所の燃料である海外炭については、現在、当社専用船である「新札幌丸」および「樽前山丸」が中心的な役割を担い、それぞれ15年以上にわたり、オーストラリアをはじめ、世界各国から輸送を続けてきました。新たに建造している輸送船は、従来に比べ燃費効率に優れ、両船の契約期間満了に伴い、その後継として導入するものであり、北海道における電力の安定供給を支える重要な役割を引き継ぐことになります。
新たな輸送船の船名については、2018年が北海道命名150年の節目の年であり、北海道に根ざす企業として、この大地の歴史や文化を築いてこられた先人に敬意を表し、「アイヌ語」を用いて、「ぴりかもしり丸」「ぽろぬぷり丸」と命名いたしました。
本日、当社専用の石炭輸送船「ぴりかもしり※1丸」が、長崎県西海市の大島造船所において、竣工いたしました。
本船は、今後、苫小牧港を母港とし、主にオーストラリア、インドネシアなどから当社苫東厚真発電所向けの石炭を輸送する予定です。
全長 | 234.99メートル |
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全幅 | 43.00メートル |
型深さ※2 | 18.40メートル |
載貨重量トン※3 | 89,372トン※4 |
造船所 | 大島造船所(長崎県西海市) |
運航会社 | 日本郵船株式会社 |
船籍 | 日本 |
- ※1美しい(=ぴりか)大地(=もしり)の意
- ※2船体最下部から上面部までの距離
- ※3船に積載できる貨物の最大重量(貨物のほか、燃料や水なども含む)
- ※4石炭輸送船が入港する苫小牧東港に入港可能な喫水(船が水に浮いている時の水面から船体最下部までの距離)に合わせた数値
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