高見発電所1号機の点検および復旧について |
2017年12月4日
高見発電所1号機(所在地:日高郡新ひだか町、定格出力:10万kW、揚水式水力発電所)は、供給予備力に比較的余裕があることから発電を停止※1しておりましたが、発電開始に向けた起動操作中に保護装置※2が動作したことから、12月3日22時59分より点検作業を開始しました。
点検の結果、発電機の励磁装置※3に電源を供給する遮断器の動作不良を確認したことから、当該遮断器の調整を行い、12月4日2時52分に復旧しました。
今冬の電力需給は、安定供給に最低限必要な供給予備率3%を確保できる見通しですが、発電設備の計画外停止等が重なった場合には、厳しい需給状況となる可能性もあります。
当社は、供給力の確保に向けて、今後も設備保全やパトロール強化に努めてまいりますが、お客さまには、引き続き無理のない範囲で、これまで取り組んでいただいている節電へのご協力をお願いいたします。
- ※1運用上の停止であり、需給状況の変化があれば発電できる状態にあった
- ※2異常が発生した場合に機器を保護するため、自動的に発電機を停止する装置
- ※3発電機の回転子(電磁石)へ電気を供給する装置
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。高見発電所1号機の概要図 [PDF:37KB]
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