苫東厚真発電所4号機の復旧について(最終報) |
2017年11月22日
苫東厚真発電所4号機(所在地:勇払郡厚真町、定格出力:70万kW、使用燃料:石炭)は、運転中のばいじん排出量※1が公害防止協定※2で定める排出基準値を超過するおそれがあったことから、ばいじん排出量を低減させるため、11月4日17時28分より上限出力を62万kWまで抑制しました。
このため、電気集じん装置※3の集じん効率を向上させるための運用対策を実施しているところです。今後、ばいじん排出量の低減を確認しながら、出力の上昇を図ってまいります。
苫東厚真発電所4号機は、電気集じん装置の集じん効率を向上させるための運用対策を実施し、11月9日に出力を上昇させた上で、ばいじん排出量の監視を強化していました。
その後も、ばいじん排出量は低く推移していることから、公害防止協定で定める排出基準値を超過するおそれがないと判断しました。
安定供給に万全を期してまいりますが、発電設備や北本連系設備の計画外停止が発生した場合には、厳しい需給状況となる可能性がありますので、お客さまには引き続き節電へのご理解とご協力をお願いいたします。
- ※1煙突から排出するボイラー排ガス中のばいじんの量
- ※2当社が地域社会の環境保全を目的に、関係自治体との間で具体的な約束事項を定めているもの
- ※3ボイラーで燃焼した後の排ガスから静電気の力により灰を取り除く装置
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。苫東厚真発電所4号機の概要図 [PDF:15KB]
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