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ほくでんからのお知らせ 2015年度

2015年9月24日 社長記者会見要旨について

2015年9月24日

 2015年9月24日に実施した社長記者会見の要旨について、以下のとおりお知らせいたします。

【会見要旨】

 本日は、「泊発電所の審査状況」、「中間配当」、「LNG調達に関する基本合意」などについてお話しいたします。

<泊発電所の審査状況> 

 最初に、「泊発電所の審査状況」について申し上げます。
 まず「基準津波」についてであります。
 一昨年7月に原子炉設置変更許可申請を行った後、昨年3月の審査会合において、最大水位上昇量を、8.15mと説明しておりました。
 その後の会合におけるコメントを踏まえ、8月21日の審査会合で、泊発電所の北西26kmに位置する川白(かわしら)地区において、内陸部から大規模な地すべりが発生するものとして、より一層保守的に、再評価した結果を説明し、大筋でご了解をいただきました。

 発電所敷地の北端、茶津側で12.63mと、一部で敷地高さの10mを超える評価となりましたが、すでに、高さ16.5m、全長1,250mの防潮堤を設置しておりますので、地上から浸水することはなく、発電所の安全性に影響するものではありません。

 残る論点は“基準地震動の確定”であります。
 「岩手・宮城内陸地震」につきましては、6月12日の審査会合で「採用する地震動を不確かさの観点を含めて整理すること」とのコメントをいただきました。その後、原子力規制庁とのヒアリングにおいて、コメントに対する回答について説明するなど議論を重ねております。できるだけ早く審査会合の場で説明し、ご理解を得てまいりたいと考えております。

 当社といたしましては、引き続き、基準地震動を早期に確定すべく全力で取り組んでまいりますが、今年度末までの泊発電所の再稼働は、残された期間を勘案しますと、現実的には、厳しい状況にあると言わざるを得ません。
 今後も、他プラントの先行事例を最大限に活用して、再稼働に向けた工程の短縮に努めてまいりますとともに、全社体制で対応できるよう体制の強化を行い、1日も早い再稼働が実現できるよう、総力を挙げて取り組んでまいります。

<中間配当>

 次に、「中間配当」についてご説明いたします。
 中間配当については、これまで収支状況等を見極めて判断することといたしておりましたが、今年度末までの泊発電所の再稼働が現実的には厳しい状況となっている中、電力需要の動向など依然として不確定要素が多いことから、本日の取締役会において、優先株式、普通株式ともに、配当を見送ることとさせていただきました。
 期末配当については、引き続き「未定」といたします。
 これまで3期連続の「無配」となっていることもあり、株主の皆さまには、大変申し訳なく思っております。可能な限り早期の復配に向けて努力してまいります。

<LNG調達に関する基本合意>

 続きまして、当社の石狩湾新港発電所向けのLNG調達についてご説明します。まずは、工事の状況について申し上げます。
 当社初のLNG火力であります石狩湾新港発電所につきましては、8月18日の工事計画届出の手続きを経て、先週、9月18日から“発電所本館の基礎くい打ち工事”を開始いたしました。
 これまで実施してきた土地造成や地盤改良、取水・放水設備の掘削など準備工事から、本体工事へと次のステップに着実に進んでおります。
 また、昨年8月に着工した燃料タンクにつきましても基礎工事を完了しました。現在は、タンクの防液堤、いわゆる外壁(がいへき)の工事を行っており、約18mの高さまで完了するなど、順調に進捗しているところです。
 なお、着工後の発電所建設現場については、近々、報道機関の皆さまにもご覧いただきたく、現在、準備を進めているところですので、別途、ご案内いたします。

 次に、LNG調達に関する基本合意について申し上げます。
 お手元の資料をご覧ください。この石狩湾新港発電所の燃料でありますLNG、液化天然ガスにつきまして、本日、関西電力株式会社、ならびにマレーシアLNG社との間で、LNG調達に関する基本的な契約条件を定めた基本合意書をそれぞれ締結いたしました。

 当社はこれまで、LNGの生産者をはじめ、複数の調達先候補から提案を受け、LNGの調達に関する検討を行ってまいりましたが、経済性、供給柔軟性、供給安定性の面から総合的に検討した結果、2社から調達することといたしました。
 大手のLNG買主であります関西電力、そして、大手のLNG生産者であるマレーシアLNG社からそれぞれLNG調達を行うことで、調達形態や供給元の多様化を図ることができ安定的で柔軟性のある燃料調達につながるものと考えております。
 今後は、2社と売買契約に関する詳細な条件について協議を行ってまいります。

<今夏の節電のお礼>

 最後に、この夏の節電につきまして、一言御礼を申し上げます。
 まもなく、9月30日をもって、この夏の節電期間が終了いたします。
 この夏の電力需給状況につきましては、節電期間終了後にあらためてご説明申し上げますが、これまでのところ、当社の火力最大機であります苫東厚真発電所4号機や2号機などの計画外停止、出力抑制などはありましたが、なんとか、電力の安定供給に最低限必要な供給予備率3%を確保することができております。
 これもひとえに、お客さまに節電のご協力をいただいた結果であり、あらためて、御礼申し上げます。ありがとうございました。

 先ほども申し上げましたが、現在のところ、泊発電所の再稼働時期を見通すことができておりません。
 現在、この状況が続く場合を考慮した、冬の電力需給見通しや対策について検討を行っているところです。まとまり次第、あらためてお知らせいたします。
 私からは以上です。

【添付資料】

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