苫小牧発電所1号機の出力抑制および復旧について |
2015年8月9日
苫小牧発電所1号機(所在地:苫小牧市、定格出力:25万kW、使用燃料:重原油・天然ガス)は、復水器※1への海水の漏れ込みを確認したことから、本日1時10分より上限出力を12.5万kWに抑制して点検作業を行ないました。
点検の結果、復水器の細管1本に海水の漏れ込み箇所を確認したため、これを施栓※2することにより補修を完了し、本日6時30分に復旧しました。
当面の電力需給は、安定供給に必要な供給予備力を確保できると考えておりますが、発電設備のさらなる計画外停止や北本連系設備の停止が発生した場合には、厳しい需給状況になることも想定されます。
お客さまにおかれましては、無理のない範囲での節電にご協力をお願いいたします。
なお、本日の予想最大電力は19時台を想定していることから、昨日(8月8日)お知らせしたピーク時供給力などの需給状況に変更はありません。
(でんき予報「本日の予報」も変更はありません。)
- ※1タービンで使用した蒸気を海水により冷却する熱交換器のこと。
- ※2復水器細管の両端に金属の栓をすることにより、海水の漏れ込みを防止するもの。
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。苫小牧発電所1号機 復水器の概要図 [PDF:63KB]
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