泊発電所原子炉施設保安規定変更認可の申請について |
2014年7月31日
当社は、社長のトップマネジメントのもと、新規制基準への適合はもとより、自らが不断の努力を重ね、本計画に示す安全性向上活動を通して泊発電所の安全性をより一層向上させるとともに、道民の皆さまに一層のご理解を頂けるよう取り組んでまいります。
なお、本計画は、残余のリスクを一層低減するためのものであり、新組織の設置等により強化したリスクマネジメント体制に基づき、確率論的リスク評価(PRA)等を活用し網羅的にリスクを分析・評価し、毎年見直してまいります。
本計画において取り組む活動の概要は以下のとおりです。
<安全性向上計画において取り組む活動の概要>
- 社長をトップとしたリスクマネジメント体制の強化(新組織の設置等)
- 安全性向上計画策定における確率論的リスク評価(PRA)の活用
- 包括的な外部リスク等の分析評価とそれを踏まえた安全対策の検討
- 故意による大型航空機衝突に備えた設備対応(特定重大事故等対処施設の設置)
- 教育訓練を通じた手順書・設備運用の改善及び事故対応能力の一層の向上
- 原子力リスク研究センター等への参画を通じた研究開発の推進
- ステークホルダーとの残余のリスクを前提としたコミュニケーション活動の推進
当社は、「泊発電所安全性向上計画」において当社が取り組む活動のうち、リスクマネジメント体制の強化のための取り組みとして「泊発電所 防災・安全対策室」の新設およびこれに伴う組織変更を行うために、本日、「泊発電所原子炉施設保安規定※」(以下「保安規定」)の変更認可申請を原子力規制委員会に行いましたので、お知らせいたします。
今後、本申請につきまして原子力規制委員会による確認が得られるよう取り組むとともに、更なる安全性向上の取り組みを着実に進めてまいります。
【保安規定の変更認可申請の概要】
- 保安規定に定める「泊発電所の保安に関する組織」に「防災・安全対策室」を追加
- 同規定に定める「泊発電所の保安に関する職務」に「防災・安全対策室長」の職務として原子力防災対策および原子炉施設の安全性向上に関する業務の総括であることを追加
- 上記2.に合わせて関連する条文の主語を変更
※泊発電所原子炉施設保安規定
原子炉等規制法に基づき発電所の安全運転のために遵守すべき事項を事業者自らが定め、原子力規制委員会が認可するもの
【添付資料】
「防災・安全対策室」の新設に伴う組織変更 [PDF:144KB]