「革新的エネルギー・環境戦略」について |
2012年9月14日
本日、政府のエネルギー・環境会議において「革新的エネルギー・環境戦略」が決定されました。
当社は、エネルギー資源に乏しい我が国においては、安全性を大前提としてエネルギーの安定供給、環境保全、経済性の同時達成を目指すことが必要不可欠であり、そのためには、再生可能エネルギーの導入拡大や省エネルギーへの取り組みとともに、原子力発電を一定の割合で活用し、エネルギーの多様性を確保していく必要があると考えています。
原子力ゼロを目指す政策を選択することは、エネルギーセキュリティの確保に深刻な影響を及ぼすだけでなく、エネルギーコストの上昇による国民負担の増大や経済への悪影響など、極めて大きな課題があるものと考えています。しかしながら、今回決定された新たなエネルギー・環境戦略では、このような課題に対して国民や産業界が十分に納得できる解決の道筋が示されていません。
また、これまでご協力いただいた泊発電所の立地地域の皆様にもご心配をおかけすることになり、大変大きな懸念を抱いています。
当社としては、原子力という選択肢を捨てることのない、また、多くの課題を先送りすることのない現実的なエネルギー政策となるよう、今後の検証における見直しを求めます。
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