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「使用済太陽光パネル資源循環推進・北海道コンソーシアム」への参画について

2025年6月12日

 再生可能エネルギーの普及とともに今後大量の廃棄が見込まれる使用済太陽光パネルの資源循環を推進するための連携組織として、「使用済太陽光パネル資源循環推進・北海道コンソーシアム」が2025年4月1日付けで設立されました。
 本コンソーシアムは、産業廃棄物処理業者、発電事業者、ガラスメーカーなど21の事業者・機関が参加し、北海道の地域特性を踏まえたリサイクルや資源循環の推進を目指します。
 当社は本コンソーシアムの趣旨に賛同し参加表明を行うとともに、本コンソーシアムの活動を通じ、資源循環の構築に寄与するとともに、再生可能エネルギーの導入拡大を進め、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

【コンソーシアム設立の背景】

 北海道は太陽光発電の立地好適地として太平洋側を中心に多くの発電設備が設置されていますが、将来的に大量の使用済パネルが排出されることが懸念されています。
 しかしながら、使用済となった太陽光パネルについては排出時期や場所の特定が困難であり、道内には使用済パネルのリサイクル施設も少ない状況です。
 また、リサイクルに際しては、広域分散型の地域特性から収集運搬コストの増大や、使用済パネルの大宗を占めるガラスの再利用や、銅・銀などの有価金属の回収・処理にも技術的課題が存在しています。
 さらに、2024年5月に施行された「資源循環の促進のための再資源化事業等の高度化に関する法律」では、国がリサイクル事業者を認定し全国的な展開を後押しする方針が示されており、地域が主体となった体制の構築が急務となっています。

【主な活動内容】

 本コンソーシアムでは、以下の活動を通じて北海道における使用済太陽光パネルの資源循環に向けた体制の構築を目指します。

  • 太陽光発電設備の認定容量や設置場所など、基礎的情報の収集・分析
  • 収集運搬体制や保管場所の確保などに関する技術的調査・検討
  • 関連制度に対する規制緩和要望や政策提言
  • 普及啓発および広報活動
  • ステークホルダー間の情報共有および連携の促進
  • 上記のほか、コンソーシアムの目的に資する関連活動

【代表幹事・参画企業・オブザーバー】

代表幹事 株式会社鈴木商会
参加企業 アールアンドイー、AGC、角山開発、サンアール、産業廃棄物処理センター、さんぱい、鈴木商会、TREガラス、トクヤマ、苫小牧清掃社、苫小牧埠頭、豊田通商、日本貨物鉄道北海道支社、日本通運札幌支店、野村興産、北海道電力、マテック、リサイクルファクトリー(五十音順)
オブザーバー 北海道経済産業局 環境・資源循環経済課
北海道 循環型社会推進課
北海道立総合研究機構 エネルギー・環境・地質研究所循環資源部

【コンソーシアムに関するお問い合わせ先】

代表幹事:株式会社鈴木商会 取締役 阿部淳

事務局:株式会社鈴木商会 ESG推進室(北海道札幌市)

問い合わせ先:

【電話番号】011-281-1281(代表)

【メールアドレス】j-abe@suzuki-shokai.co.jp
tomoko-okada.51@suzuki-shokai.co.jp

【コンソーシアムの取り組みイメージ】

コンソーシアムの取り組みイメージ