苫小牧市との地域活性化包括連携協定の締結について

　当社は本日、苫小牧市と地域活性化包括連携協定（以下、本協定）を締結しましたので、お知らせします。

　当社は、「ほくでんグループ経営ビジョン2035」に掲げる「北海道の発展に向けたGX実現への挑戦」や「新たな価値創造に向けた挑戦」を進め、北海道の発展に向けて、積極的に事業変革や挑戦に取り組んでいます。その一環として、2050年の北海道におけるエネルギー全体のカーボンニュートラルの実現を目指し、再生可能エネルギー導入拡大や電源の脱炭素化、ヒートポンプ機器の普及拡大等とともに、地域資源を活用した脱炭素プロジェクトの推進に取り組んでいます。

　苫小牧市は、市民や企業の皆さまと一体となって連携・協働しながら、2050年までに二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」へ挑戦することを宣言しています。また、CCUSをはじめとする先駆的なGX施策を実施し、地元企業の脱炭素推進に向けた機運の醸成や再生可能エネルギーの普及促進、新エネルギーの導入検討等、グリーンエネルギーのモデル都市を目指しています。

　こうした取り組みを進めていくなか、本協定は、当社と苫小牧市が相互に緊密な連携を図ることにより、双方の資源を有効に活用した協働によるまちづくりを推進し、苫小牧市における脱炭素社会の実現、地域の活性化および市民サービスの向上に寄与することを目的に締結したものです。

　今後、両者は本協定に基づく強固な協力体制のもと、脱炭素先行地域に関わる取り組み、次世代エネルギーの利活用に関わる取り組み、地域の活性化および市民サービスの向上に寄与する取り組み等について検討を進めてまいります。