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トランジション・リンク・ローンの実施について

2025年3月31日

 当社は「トランジション・リンク・ローン(以下、本ローン)」による資金調達を実施しましたので、お知らせします。

 ほくでんグループは、2025年3月26日に公表した「ほくでんグループ経営ビジョン2035」において、サプライチェーン排出量(スコープ1+2+3)を2013年度比で2030年度に46%削減、2035年度に60%削減に挑戦する環境目標を掲げ、2050年の北海道における「エネルギー全体のカーボンニュートラル」の実現に向けて様々な取り組みを進めています。

 本ローンは環境目標の達成状況に応じて利率が変動する借入であり、調達した資金はカーボンニュートラルの実現に向けた様々な取り組みに活用していきます。

 本ローンを通じて、当社の積極的な脱炭素化移行への取り組みについて、金融機関をはじめとした幅広いステークホルダーの皆さまにより深くご理解いただくとともに、資金調達の多様化・安定化につなげたいと考えています。

 当社は、グローバルな環境・社会課題の解決とESG(環境・社会・ガバナンス)を重視し、オール北海道での幅広い連携や協働に努め、脱炭素化と経済の活性化や持続可能な地域づくりを同時に進める「ゼロカーボン北海道」の実現に貢献していきます。

【関連するSDGs】

関連するSDGs

【トランジション・リンク・ローンの概要】

借入先 株式会社日本政策投資銀行、株式会社三菱UFJ銀行
借入時期 2025年3月
借入総額 80億円

本件は「ほくでんグループ経営ビジョン2030」に基づき2023年3月に策定し、同年11月に改定しました「北海道電力グリーン/トランジション・ファイナンス・フレームワーク」に基づくものであり、本フレームワークは第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社より各種基準に合致していることの確認と適格性の評価を得ています。
本フレームワークおよび同社の評価書については、当社ホームページをご覧ください。

なお、今後、本フレームワークについては「ほくでんグループ経営ビジョン2035」の公表に基づき、速やかに見直しを行います。
「経営ビジョン2035」における温室効果ガス排出削減量目標として、これまでの「発電部門からのCO2排出量」に代わり、ほくでんグループのサプライチェーン排出量(スコープ1+2+3)を新たな指標としました。スコープ1は発電部門からの直接排出が太宗を占めており、発電部門からのCO2削減などを通じて、ほくでんグループのサプライチェーン排出量(スコープ1+2+3)について、2013年度比で2030年度に46%削減、2035年度に60%削減を目指していきます。

【参考資料】