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トランジションボンドの発行について

2025年3月27日

 当社は、カーボンニュートラルの実現に必要な脱炭素化移行(トランジション)への取り組みを資金使途とする社債「北海道電力トランジションボンド」を発行することとしました。

 ほくでんグループは、2025年3月26日に公表した「ほくでんグループ経営ビジョン2035」において、サプライチェーン排出量(スコープ1+2+3)を2013年度比で2030年度に46%削減、2035年度に60%削減に挑戦する環境目標を掲げており、2050年の北海道における「エネルギー全体のカーボンニュートラル」の実現に向けて様々な取り組みを進めています。

 トランジションボンドの発行を通じて、当社の積極的な脱炭素化移行への取り組みについて、投資家をはじめとした幅広いステークホルダーの皆さまにより深くご理解いただくとともに、資金調達の多様化・安定化につなげてまいります。

 ほくでんグループは、ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視し、オール北海道での幅広い連携や協働に努め、脱炭素化と経済の活性化や持続可能な地域づくりを同時に進める「ゼロカーボン北海道」の実現に貢献してまいります。

【関連するSDGs】

関連するSDGs

【北海道電力トランジションボンドの発行概要(予定)】

  1. 1. 年限

10年・20年

  1. 2. 発行額

総額150億円程度

  1. 3. 発行時期

2025年4月

  1. 4. 主幹事引受会社

みずほ証券株式会社(事務)、SMBC日興証券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、大和証券株式会社、野村證券株式会社、岡三証券株式会社、東海東京証券株式会社、しんきん証券株式会社

  1. 5. 資金使途
  1. 原子力発電所の再稼働、安全性向上・維持

    • 泊発電所の新規制基準適合に向けた安全性向上の取り組み

    <新たな防潮堤の設置イメージと構造図>

    新たな防潮堤の設置イメージと構造図

  2. 再生可能エネルギーの導入拡大に向けた送配電網の整備・強化

    • 空容量の少ない設備に対して、当該エリアにおける電源ポテンシャルをベースに、便益が費用を上回る設備について、プッシュ型で系統(送変電設備)を増強することなど、将来的な再生可能エネルギーの有効活用に向けた取り組み

    <ローカル系統の増強>

    ローカル系統の増強

 トランジションボンドの発行にあたり、「ほくでんグループ経営ビジョン2030」に基づき2023年3月に策定し、同年11月に改定した「北海道電力グリーン/トランジション・ファイナンス・フレームワーク」について、第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社からトランジションボンドの各種基準に合致していることの確認と適格性の評価を得ています。
 これに加え、2024年9月13日にはトランジションボンドの資金使途に対する評価をまとめた附属書-セカンド・パーティー・オピニオンを取得しています。
 なお、本フレームワーク、評価書および附属書については、当社ホームページをご覧ください。

今後、本フレームワークについては「ほくでんグループ経営ビジョン2035」の公表に基づき、速やかに見直しを行います。

「経営ビジョン2035」における温室効果ガス排出削減量目標として、これまでの「発電部門からのCO2排出量」に代わり、ほくでんグループのサプライチェーン排出量(スコープ1+2+3)を新たな指標としています。スコープ1は発電部門からの直接排出が太宗を占めていることから、これまでの目標は、ほくでんグループのサプライチェーン排出量(スコープ1+2+3)について、2013年度比で2030年度に46%削減、2035年に60%削減に挑戦していくことで、達成していきます。

 当資料は、情報提供のみを目的とし、証券の勧誘を目的とするものではありません。

【参考資料】