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むかわ町における太陽光利用型大規模植物工場事業の共同検討に関する連携協定の締結について

2024年11月22日

むかわ町
株式会社寅福
北海道電力株式会社

 本日、むかわ町、株式会社寅福(以下、寅福)および北海道電力株式会社(以下、北海道電力)は、むかわ町における太陽光利用型大規模植物工場事業の共同検討に関する連携協定(以下、本協定)を締結しましたので、お知らせします。

 寅福と北海道電力は、人口減少や高齢化の進展による農業の担い手不足、近年の気候変動に伴う農業生産の不安定化等の課題を背景に、2024年7月9日、北海道における太陽光利用型大規模植物工場事業の共同検討に関する連携協定を締結し、太陽光利用型大規模植物工場による地域エネルギーを活かしたサステナブルで新しい農業の形を検討しています。

 三者は今後、本協定に基づき、むかわ町での事業の実施に向けた具体的な検討を共同で進め、自治体と企業による共創の取り組みを通じ、地域経済の活性化とゼロカーボン北海道の実現を目指していきます。

植物工場とは、施設内で光や温度、湿度、二酸化炭素、養分、水分等を制御して栽培を行う施設園芸のうち、生育環境や生育状況をモニタリングしながら、高度な環境制御と生育予測により1年中、季節や気候を問わず計画的に農産物を収穫できる施設のことをいいます。温室等の半閉鎖環境で太陽光の利用を基本として、雨天・曇天時の補光や夏季の高温抑制技術等により生育環境を人工的に制御するものを太陽光利用型の植物工場といいます。

【三者の概要】

むかわ町(http://www.town.mukawa.lg.jp/別のウィンドウで開きます。

町長:竹中 喜之

本庁所在地:北海道勇払郡むかわ町美幸2丁目88番地

概要:空の玄関や海の玄関に近い道央圏の南方に位置し、全国でも屈指の清流度を誇る一級河川「鵡川」が南北に縦走しており、山・川・海そして平地と多彩な自然環境に恵まれる中、冬は雪が少なく、夏は冷涼な気候のもと、年間を通じ施設野菜が栽培されております。
また、「震災からの創造的復興・創生」に取り組むとともに、町の約8割が森林という地域特性を踏まえた再生可能エネルギーの導入などの脱炭素社会の実現に向け、2022年9月に「むかわ町ゼロカーボンシティ宣言」を表明しています。

株式会社寅福(https://torafuku.co.jp/別のウィンドウで開きます。

代表取締役:加藤 夢人

本社所在地:北海道檜山郡上ノ国町字大留13番地1

事業概要:トマトを中心に生鮮野菜を生産・販売。「持続可能な農業」の実現を目指し、工場内温度管理への地域資源活用に加え、燃料燃焼時の排ガスに含まれるCO2を作物の生育促進に利用し、「カーボンニュートラル」から一歩進んだ「カーボンマイナス」への取り組みを進めています。

北海道電力株式会社(https://www.hepco.co.jp/

代表取締役社長執行役員:齋藤 晋

本店所在地:北海道札幌市中央区大通東1丁目2番地

事業概要:電力・ガスの供給とともにエネルギーに関するソリューションサービスを展開。「カーボンニュートラル2050への挑戦」を掲げ、再生可能エネルギー導入拡大や泊発電所の活用に加え、水素・アンモニア利活用などに取り組んでいます。また、「北海道の持続的な発展こそがほくでんグループの事業基盤になる」との認識のもと、様々な分野における社会課題の解決や地域の発展に一層貢献していくため、一次産業の発展や人口減少・高齢化への対応等に取り組んでいます。

【添付資料】