神恵内村におけるウナギ陸上養殖事業に関する連携協定の締結について
~国産ウナギの安定供給を通じて日本の食文化を守る~
2024年10月11日
株式会社ケンショウ
北海道電力株式会社
株式会社ケンショウ(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役:熱田敏広)と北海道電力株式会社(本店:北海道札幌市、代表取締役社長執行役員:齋藤晋)は、北海道古宇郡神恵内村におけるウナギ陸上養殖事業(以下「本事業」)に関する連携協定(以下「本協定」)を締結しましたので、お知らせします。
注2023年4月17日、株式会社ケンショウと神恵内村は「地域の活性化を図る取組等に関する包括連携協定」を締結しています。
(https://www.vill.kamoenai.hokkaido.jp/hotnews/detail/00001375.html別のウィンドウで開きます。)
ウナギは、日本の食文化において歴史のある食材である一方で、自然環境の変化により個体数は減少傾向にあります。現在、日本で消費されているウナギは、その約3分の2を輸入に頼っており、国際的な需給の変動や輸送コストの高騰等による国内消費への影響が懸念されます。そのため、国内での安定的かつ持続可能な生産体制を構築することは、食材の安定供給のみならず、食文化の維持にも直結する重要な取り組みです。
両社は、今後、本協定に基づき、管理された生育環境のもとで飼料や水の使用を抑え、環境負荷を軽減しながら、ウナギの陸上養殖を行うことにより、安定的かつ持続可能なウナギの生産体制を国内に構築し、日本の食文化を守る一助となることを目指します。
また、本事業を通じ、新たな雇用機会や特産品の創出等、地域社会の発展に貢献していきます。
【両社の概要】
株式会社ケンショウ(https://www.kenshou-inc.co.jp/別のウィンドウで開きます。)
代表取締役:熱田 敏広
本社所在地:大阪府大阪市中央区大手町1-7-31 OMMビル16F
事業概要:ライフラインをサポートする総合エンジニアリング企業として建設設備事業を中心に、空調設備・給排水の設計・施工・管理・メンテナンスなどをトータルマネジメント。一般住宅から集合住宅、公共施設、工場などあらゆる建築物のニーズに対応して参りました。今後は、エネルギー関連、食の安全(植物工場・陸上養殖)、環境、人材派遣事業など、さまざまな事業を通じて、社会に貢献をしていきたいと考えています。
北海道電力株式会社(https://www.hepco.co.jp/)
代表取締役社長執行役員:齋藤 晋
本店所在地:北海道札幌市中央区大通東1丁目2番地
事業概要:電力・ガスの供給とともにエネルギーに関するソリューションサービスを展開。「カーボンニュートラル2050への挑戦」を掲げ、再生可能エネルギー導入拡大や泊発電所の活用に加え、水素・アンモニア利活用等に取り組んでいます。また、「北海道の持続的な発展こそがほくでんグループの事業基盤になる」との認識のもと、様々な分野における社会課題の解決や地域の発展に一層貢献していくため、一次産業の発展や人口減少・高齢化への対応等に取り組んでいます。