七飯発電所 灌漑放流設備の復旧について(最終報)
2024年5月7日
七飯発電所(所在地:亀田郡七飯町、定格出力:1万kW、発電方式:水力)において、発電放流の代わりに灌漑放流設備より5月9日から渡島平野土地改良区さま管轄エリアに灌漑用水を放水していましたが、灌漑放流設備の損傷により、6月17日18時40分から灌漑用水の放水を停止しました。
灌漑用水の放水停止による影響を可能な限り低減するため、関係機関のご協力をいただきながら、放水量の確保に向けた応急的な措置を実施しています。
6月29日、「北電七飯発電所の漏水に伴う現地営農支援対策本部会議(第2回)」において、「大野川や周辺河川からの取水などにより、当該エリア全ての水田で通水ができる状況である。引き続き、関係機関の皆さまのご協力をいただきながら、ほ場において必要な灌漑用水が行き渡っているかを確認しつつ、放水量の積み上げに向けてあらゆる手段を尽くしていく」旨を説明しました。
11月10日、「北電七飯発電所の漏水に伴う現地営農支援対策本部会議(第3回)」において、灌漑放流設備の復旧見通し等について説明しました。
当社は2024年5月からの灌漑期に向けて、灌漑放流設備の復旧に全力で取り組んでまいります。
この度の七飯発電所からの灌漑用水の放水停止により、渡島平野土地改良区管轄エリアの農業をはじめとした関係者の皆さまへ多大なご迷惑・ご心配をおかけしたことを改めて深くお詫び申し上げます。
七飯発電所灌漑放流設備の復旧工事について、4月25日に通水試験が完了し、本年の灌漑用水の放水が可能となりました。
本日、「北電七飯発電所の漏水に伴う現地営農支援対策本部会議(第4回)」(書面開催)にて、その旨をご報告しましたので、お知らせします。
渡島平野土地改良区、北海道開発局、北海道、函館市、北斗市、七飯町をはじめ、関係者の皆さまには、多方面にわたりご尽力をいただきましたことを、心よりお礼申し上げます。
【添付資料】
七飯発電所 灌漑放流設備の復旧について [PDF:1,407KB]PDFファイルを開きます。
(「北電七飯発電所の漏水に伴う現地営農支援対策本部会議(第4回)」配布資料)