泊発電所1,2号機 原子炉設置変更許可申請の補正書の提出について
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2022年1月11日
本日、当社は、2013年7月8日に原子力規制委員会へ提出した「泊発電所の発電用原子炉設置変更許可申請書(1号及び2号発電用原子炉施設の変更)」について、新規制基準改正に伴って原子力規制委員会より受領した指示文書※1に基づき、一部を補正する「補正書」を提出しましたので、お知らせいたします。
今回の補正は、基準地震動のうち「震源を特定せず策定する地震動」として「標準応答スペクトル※2による評価結果」を追加するもので、今後、原子力規制委員会による新規制基準適合性審査の中で、審議が行われる予定です。
提出した補正書については、当社本店「原子力ふれあいコーナー」および原子力PRセンターとまりん館「原子力情報公開コーナー」にて、ご覧いただけます。
なお、泊発電所3号機の補正書については、2021年9月29日に原子力規制委員会へ提出しております。
- ※1新規制基準改正に伴って受領した指示文書
2021年4月21日、原子力規制委員会において、実用発電用原子炉及びその附属施設の位置、構造及び設備の基準に関する規則の解釈等の一部改正が決定・施行された。これを踏まえ、原子力規制委員会から、基準地震動の策定にあたり考慮する「震源を特定せず策定する地震動」に関して、標準応答スペクトルに基づく評価結果等を記載し、9ヵ月以内に補正申請を行うよう求める指示文書を2021年4月26日付で受領したもの。 - ※2標準応答スペクトル
原子力規制委員会において、過去に発生した内陸地殻内地震の観測記録を収集・ 分析して策定した全国共通に考慮すべき地震動のこと。
(参考)
泊発電所の耐震評価に用いる基準地震動は、発電所周辺の活断層調査結果を基に発電所毎に策定する「敷地ごとに震源を特定して策定する地震動」と、震源と活断層の関連付けが困難な過去の内陸地殻内地震の観測記録を基に策定する「震源を特定せず策定する地震動」により策定している。
このたびの基準改正により「震源を特定せず策定する地震動」の策定に関して標準応答スペクトルに基づく評価が追加となった。
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