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プレスリリース 2020年度

泊発電所放射性気体廃棄物の放出量の報告値誤りに関する根本原因分析に基づく再発防止対策について

2020年9月2日

 当社は、2020年2月12日にお知らせしました「泊発電所放射性廃棄物処理建屋から放出している気体廃棄物の放出量の報告値誤り」に関する原因と再発防止対策を踏まえ、より確実に再発防止を図る観点で、根本原因分析を実施してまいりました。
 このたび、分析結果および再発防止対策を取りまとめましたので、お知らせいたします。

 根本原因分析は、設備の設計、建設から運用までの時系列を整理し、問題点を洗い出すとともに、それらの要因分析から直接要因を抽出します。更に直接要因を深掘りした分析を行い、本事象を発生させてしまうような組織要因(組織的な弱点)を抽出し、その改善措置を講じるものです。
 今回の分析結果および再発防止対策を取りまとめるにあたっては、専門的な知識・経験を有している外部の専門家のご意見をいただき、再発防止対策に反映いたしました。
 当社といたしましては、今回の事象を重く受け止め、このたび策定した再発防止対策に着実に取り組むとともに業務の品質向上に努め、皆さまにご安心いただける発電所を目指してまいります。

【根本原因分析で抽出した組織要因(概要)】

  • 業務内容が、達成すべき目的に沿ったものであるかを確認するための仕組みの不足
  • 業務遂行に必要となる知識と技能の内容が明確になっておらず、その習得のための教育内容を体系立てて設定し、教育する仕組みの不足
  • 自ら担当している業務の全体像をしっかりと把握し、少しでも疑問を持ったらそのままにせず、改善を加えていく姿勢の不足

【根本原因分析に基づく再発防止対策(概要)】

  • 手順書等を定める際に、必要不可欠な着眼点を社内規程類で定めているが、この着眼点の適正化を図り、教育を継続的に実施する。また、本来の目的を見失った業務とならないよう、構成管理活動※1を着実に継続する。
  • 業務遂行に必要となる知識と技能を明確にし、確実に習得させるために体系的教育訓練手法※2を取り入れた教育を着実に継続する。
  • 意識改善活動を実施するとともに、オーバーサイト活動※3を活用する。

 なお、本件につきましては、本日、北海道・岩宇4町村※4および後志管内16市町村※5へ説明済みです。

  1. ※1:設計要件(設備・機器に要求される条件)・施設構成情報(設備・機器に関する図書、情報)・物理的構成(実際の設備・機器そのもの)の3つが整合しているかチェックする活動
  2. ※2:業務遂行に必要な知識・技能等を分析・抽出し、これらを習得させるための教育訓練プログラムを開発・実施し、その後の評価・改善を行う一連の流れを体系的に行う手法
  3. ※3:発電所外の者が発電所の活動を第三者的な立場から確認・評価し、指導・助言を行うことにより改善につなげる取組み
  4. ※4:泊村、共和町、岩内町、神恵内村
  5. ※5:小樽市、島牧村、寿都町、黒松内町、蘭越町、ニセコ町、真狩村、留寿都村、喜茂別町、京極町、倶知安町、積丹町、古平町、仁木町、余市町、赤井川村

【別紙】

【参考】

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