プレスリリース 2018年度 音別発電所1、2号機の廃止時期延期について |
2018年11月27日
当社は、2019(平成31)年2月に予定していた音別発電所1、2号機(所在地:釧路市、定格出力:計14.8万kW、使用燃料:軽油)の廃止時期を延期することとしましたので、お知らせいたします。
具体的な廃止時期につきましては、以下の送電設備に関する対策の検討や、工事状況等を踏まえたうえで、2019年夏頃にあらためてお知らせいたします。
本年、9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震により、道東方面へ電力を供給している送電設備のうち、275kV狩勝幹線、187kV日高幹線、187kV新得追分線(電源開発株式会社所有)については、電線が大きく振れたことで地絡事故となり、一時的に停止しました。また、狩勝幹線については、一部の区間に地崩れが発生しました。
これらの送電設備については、その健全性を確認できたことから、道東方面への電力供給に問題はありませんが、さらなる安定供給確保の観点から、現在、電線の振れ止め対策の検討や、地崩れ箇所の補強工事を、鋭意進めているところです。
このような状況を踏まえ、対策の検討や、補強工事期間中の電力安定供給に万全を期すため、道東系統に連系している音別発電所の廃止時期を延期することとしたものです。
当社は、電力広域的運営推進機関による検証委員会などの検証結果を真摯に受け止め、大規模停電の再発防止に取り組むことはもとより、あらゆる機会を通じて、お客さまや関係機関からのご指摘やご意見を伺いながら、情報の発信・連携、設備の形成、運用についても検討を深めてまいります。
これまでの計画 (2017年2月22日公表) |
今回お知らせ (2018年11月27日) |
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廃止時期 | 2019(平成31)年2月 | 未定 (2019年夏頃にあらためてお知らせ) |
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。道内送電系統図 [PDF:253KB]