伊達発電所1号機の復旧について(最終報) |
2018年2月12日
伊達発電所1号機(所在地:伊達市、定格出力:35万kW、使用燃料:重油)は、復水器※1への海水の漏れ込みの兆候※2を確認したことから、2月10日1時04分に停止し、点検作業を開始しました。
点検結果にもよりますが、復旧は2月12日頃となる見込みです。
伊達発電所1号機については、復水器の細管2本に海水の漏れ込み箇所を確認したため、これを施栓※3することにより補修を完了し、本日13時22分に復旧しました。
なお、本日の予想最大電力は4時台を想定しておりましたが、既に経過していることから、昨日お知らせしたピーク時供給力などの需給状況の変更はいたしません。(でんき予報「本日の予報」も変更いたしません)。
明日(2月13日)の需給状況につきましては、本日18時頃「でんき予報」にてお知らせいたします。
今冬の電力需給は、安定供給に最低限必要な供給予備率3%を確保できる見通しですが、発電設備の計画外停止等が重なった場合には、厳しい需給状況となる可能性もあります。
当社は、供給力の確保に向けて、今後も設備保全やパトロール強化に努めてまいりますが、お客さまには、引き続き無理のない範囲で、これまで取り組んでいただいている節電へのご協力をお願いいたします。
- ※1タービンで使用した蒸気を海水により冷却する熱交換器のこと
- ※2復水器内部へ海水が漏れ込むと、ボイラーやタービンを循環する水に海水が混ざり、導電率が上昇することから、これにより海水の漏れ込みを判断する
- ※3復水器細管の両端に金属の栓をすることにより、海水の漏れ込みを防止するもの
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。伊達発電所1号機 復水器の概要図 [PDF:69KB]
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