プレスリリース 2016年度 苫東厚真発電所4号機の停止について(第1報) |
2016年6月20日
苫東厚真発電所4号機(所在地:勇払郡厚真町、定格出力:70万kW、使用燃料:石炭)は、低気圧の影響により、取水路※1から流入した貝や海草などの多量の塵芥の一部が除貝装置※2に詰まり取水量が減少したため、本日21時頃に停止し、塵芥の除去作業を実施いたします。
作業状況にもよりますが、復旧は明日6月21日19時頃になる見込みです。
当社の火力最大機である苫東厚真発電所4号機の停止に伴い、供給予備力が大幅に低下いたします。
これに伴い、明日6月21日に予定していた音別発電所1、2号機(所在地:釧路市、定格出力:計14.8万kW、使用燃料:軽油)の出力抑制作業を中止いたします。
直ちに電力供給に支障が生じる状況ではなく、当面は安定供給に最低限必要な供給予備率3%を確保できる見通しですが、発電設備のさらなる計画外停止、北本連系設備の停止が重なった場合には、極めて厳しい需給状況となる可能性もあります。
お客さまには、これまで節電に対してご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
当社といたしましては、引き続き安定供給に向け、最大限の対策を講じてまいります。
お客さまにおかれましては、より一層の節電へのご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
需給状況に変化があった際には、速やかにお知らせしてまいります。
なお、本日18時頃にお知らせした明日(6月21日)の需給状況(予想最大電力の発生時間を19時から20時と想定)に変更はありません。(でんき予報「翌日の予報」に変更はありません。)
- ※1タービンで使用した蒸気を冷却するための海水を発電所に取り入れる水路。
- ※2海水中の塵芥をフィルターで除去する装置。
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。苫東厚真発電所4号機の概要図 [PDF:99KB]