苫小牧発電所1号機の復旧について(最終報) |
2016年3月26日
苫小牧発電所1号機(所在地:苫小牧市、定格出力:25万kW、使用燃料:重原油・天然ガス)は、復水器※1への海水の漏れ込みの兆候※2を確認したことから、3月25日16時40分より上限出力を12.5万kWに抑制して点検作業を開始しました。
点検結果にもよりますが、復旧は3月26日頃となる見込みです。
苫小牧発電所1号機については、復水器の細管1本に海水の漏れ込み箇所を確認したため、これを施栓※3することにより補修を完了し、本日6時00分に復旧しました。
お客さまには、これまで節電に対してご協力をいただき厚くお礼申し上げます。引き続き無理のない範囲で、節電へのご協力をお願いいたします。
なお、本日の予想最大電力は4時台を想定していたことから、昨日お知らせしたピーク時供給力などの需給状況に変更はありません。(でんき予報「本日の予報」も変更はありません)
明日(3月27日)の需給状況につきましては、本日18時頃に「でんき予報」にてお知らせいたします。
- ※1タービンで使用した蒸気を海水により冷却する熱交換器のこと
- ※2復水器内部へ海水が漏れ込むと、ボイラーやタービンを循環する水に海水が混ざり、導電率が上昇することから、これにより海水の漏れ込みを判断する
- ※3復水器細管の両端に金属の栓をすることにより、海水の漏れ込みを防止するもの
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。苫小牧発電所1号機 復水器の概要図 [PDF:63KB]
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