伊達発電所1号機の出力抑制について(第1報) |
2016年3月15日
伊達発電所1号機(所在地:伊達市、定格出力:35万kW、使用燃料:重油)は、復水器※1への海水の漏れ込みの兆候※2を確認したことから、本日5時00分より上限出力を17.5万kWに抑制して点検作業を開始しました。
点検結果にもよりますが、早ければ本日中にも復旧できる見込みです。
今冬の電力需給は、安定供給に最低限必要な供給予備率3%を確保できる見通しですが、発電設備の計画外停止等が重なった場合には、厳しい需給状況となる可能性もあります。
当社は、供給力の確保に向けて、今後も設備保全やパトロール強化に努めてまいりますが、お客さまには、引き続き無理のない範囲で、これまで取り組んでいただいている節電へのご協力をお願いいたします。
- ※1タービンで使用した蒸気を海水により冷却する熱交換器のこと
- ※2復水器内部へ海水が漏れ込むと、ボイラーやタービンを循環する水に海水が混ざり、導電率が上昇することから、これにより海水の漏れ込みを判断する
<本日(3月15日)の需給状況>
(単位:万kW)
変更後 | 変更前 | |
---|---|---|
ピーク時供給力 | 545 | 563 |
予想最大電力 | 425 | 425 |
供給予備力 | 120 | 138 |
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。伊達発電所1号機 復水器の概要図 [PDF:22KB]
本文ここまで。
ここからカテゴリ内メニューです。
カテゴリ内メニューここまで。