伊達発電所1号機の復旧について(最終報) |
2016年2月26日
伊達発電所1号機(所在地:伊達市、定格出力:35万kW、使用燃料:重油)は、復水器※1への海水の漏れ込みの兆候※2を確認したことから、2月25日14時30分より上限出力を17.5万kWに抑制して点検作業を開始しました。
点検結果にもよりますが、復旧は2月26日頃となる見込みです。
伊達発電所1号機については、復水器の細管2本に海水の漏れ込み箇所を確認したため、これを施栓※3することにより補修を完了し、本日4時20分に復旧しました。
現在も、当社の火力最大機である苫東厚真発電所4号機が停止しております。
安定供給に最低限必要な供給予備率3%を確保できる見通しではありますが、気温の低下や降雪による需要増に加え、発電設備のさらなる計画外停止、北本連系設備の停止が重なった場合には、極めて厳しい需給状況となる可能性もあります。
お客さまには、これまで節電に対してご協力をいただき厚くお礼申し上げます。引き続き無理のない範囲で、節電へのご協力をお願いいたします。
- ※1タービンで使用した蒸気を海水により冷却する熱交換器のこと
- ※2復水器内部へ海水が漏れ込むと、ボイラーやタービンを循環する水に海水が混ざり、導電率が上昇することから、これにより海水の漏れ込みを判断する
- ※3復水器細管の両端に金属の栓をすることにより、海水の漏れ込みを防止するもの
<本日(2月26日)の需給状況>
(単位:万kW)
変更後 | 変更前 | |
---|---|---|
ピーク時供給力 | 542 | 524 |
予想最大電力 | 481 | 481 |
供給予備力 | 61 | 43 |
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。伊達発電所1号機 復水器の概要図 [PDF:22KB]
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