苫東厚真発電所4号機の停止について(第1報) |
2016年2月6日
苫東厚真発電所4号機(所在地:勇払郡厚真町、定格出力:70万kW、使用燃料:石炭)は、ボイラーからの蒸気漏洩の兆候を確認したため、本日3時20分に停止して点検作業を開始しました。
現在のところ復旧は未定です。
当社の火力最大機である苫東厚真発電所4号機の停止に伴い、供給予備力が大幅に低下いたしました。
これに伴い、本日から2月8日(月)に予定していた苫小牧共同火力発電所3号機(所在地:苫小牧市、定格出力:25万kW、使用燃料:重油)の点検作業および明日(2月7日)予定していた奈井江発電所1号機(所在地:空知郡奈井江町、定格出力:17.5万kW、使用燃料:石炭)の点検作業を中止いたします。
直ちに電力供給に支障が生じる状況ではなく、当面は安定供給に最低限必要な供給予備率3%を確保できる見通しですが、気温の低下や降雪による需要増に加え、発電設備のさらなる計画外停止、北本連系設備の停止が重なった場合には、極めて厳しい需給状況となる可能性もあります。
お客さまには、これまで節電に対してご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
当社といたしましては、引き続き安定供給に向け、最大限の対策を講じてまいります。
お客さまにおかれましては、より一層の節電へのご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
需給状況に変化があった際には、速やかにお知らせしてまいります。
なお、明日(2月7日)の需給状況につきましては、本日18時頃に「でんき予報」にてお知らせいたします。
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。苫東厚真発電所4号機の概要図 [PDF:18KB]