苫東厚真発電所2号機の復旧について(最終報) |
2015年9月30日
苫東厚真発電所2号機(所在地:勇払郡厚真町、定格出力:60万kW、使用燃料:石炭)は、復水器※1への海水の漏れ込みの兆候※2を確認したことから、9月29日17時25分より上限出力を30万kWに抑制して点検作業を開始しました。
点検結果にもよりますが、復旧は9月30日頃となる見込みです。
苫東厚真発電所2号機については、復水器の細管1本に海水の漏れ込み箇所を確認したため、これを施栓※3することにより補修を完了し、本日10時45分に復旧しました。
苫東厚真発電所2号機の復旧に伴い、本日(9月30日)の当社ピーク時供給力は496万kW、供給予備力は101万kWとなります。
安定供給に万全を期してまいりますが、発電設備や北本連系設備の計画外停止が発生した場合には、厳しい需給状況になる可能性がありますので、お客さまにおかれましては、無理のない範囲での節電にご協力をお願いいたします。
- ※1タービンで使用した蒸気を海水により冷却する熱交換器のこと
- ※2復水器内部へ海水が漏れ込むと、ボイラーやタービンを循環する水に海水が混ざり、導電率が上昇することから、これにより海水の漏れ込みを判断する
- ※3復水器細管の両端に金属の栓をすることにより、海水の漏れ込みを防止するもの
<本日(9月30日)の需給状況>
(単位:万kW)
変更後 | 変更前 | |
---|---|---|
ピーク時供給力 | 496 | 466 |
予想最大電力 | 395 | 395 |
供給予備力 | 101 | 71 |
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。苫東厚真発電所2号機 復水器の概要図 [PDF:22KB]
本文ここまで。
ここからカテゴリ内メニューです。
カテゴリ内メニューここまで。