京極発電所1号機の営業運転開始について |
2014年10月1日
当社は、北海道における電力の安定供給を確保するため、電力供給基盤の構築に取り組んでおります。
2001年9月より、ピーク供給力としての役割に加え、需要変動への対応に優れた揚水式発電所である京極発電所(所在地:虻田郡京極町、発電所最大出力:1~3号機合計60万kW)の建設を進めてまいりましたが、本日、1号機(出力:20万kW)が営業運転を開始しましたのでお知らせいたします。
京極発電所は北海道初の純揚水式発電所※です。また、電気の周波数を一定に保つよう瞬時に入出力調整を行うシステム(可変速揚水発電システム)を採用しており、電気の品質維持に大きく寄与するものであります。
当社は引き続き、2号機(出力:20万kW)の営業運転開始(2015年12月予定)に向けて建設工事に鋭意取り組んでまいります。
※ 純揚水式発電所
揚水式発電所とは、発電所の上部と下部に大きな池(調整池)を持ち、電力需要の少ない時に下部調整池から上部調整池へ水をくみ上げておき、電力需要の多いピーク時に発電する方式で、純揚水式と混合揚水式に分けられる。
純揚水式は、上部調整池へ河川からの自然流入がなく下部調整池からの揚水分のみで発電する方式であり、混合揚水式は上部調整池へ河川からの自然流入がある方式。
【添付資料】
京極発電所について [PDF:1039KB]
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