道南幹線の停止および北本連系設備を通じた受電可能量の減少について |
2014年9月18日
昨日(9月17日)、当社保安規程※に定める定期点検において、道南幹線(送電電圧:275kV、区間:大野変電所~西双葉開閉所)の鉄塔1基(所在地:茅部郡森町)において、部材の損傷を発見いたしました。
このため、電力供給上の保安を確保する観点から、昨日23時、道南幹線の送電を停止しました。現在のところ復旧は未定です。
道南幹線の停止により、道南から道央方面への送電容量が減少したことから、北本連系設備を通じた本州からの受電可能量が、60万kWから30万kWに減少しました。
当面の電力需給は、安定供給に必要な供給予備力を確保できると考えておりますが、発電設備の計画外停止等が発生した場合、極めて厳しい需給状況となる可能性があります。
当社としては、道南幹線の早期復旧に向けて当該損傷部に応急処置を施し仮復旧するとともに、鉄塔建て替えによる本復旧を同時並行で進めてまいります。
お客さまにおかれましては、引き続き節電へのご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
※ 保安規程:電気事業法第42条第1項に基づき、当社の電気事業の用に供する電気工作物の工事、維持及び運用の保安に関する基本的事項を定めたもの
【添付資料】
道南幹線 位置図および現在の状況 [PDF:610KB]
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